イークラウド株式会社が運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)「イークラウド」が今年1月までに募集した案件が目標募集額を上回り、サービス開始以降10案件すべての目標募集額を連続達成した。プラットフォームにおける調達額累計は約3.4億円、1案件あたりの平均調達額は約3400万円で、CF業界最高水準(同社調べ)となった。
イークラウドは非上場のベンチャー企業にオンラインで投資を行えるプラットフォームで、世の中の様々な課題に挑む企業が、事業に将来性を感じたり共感した個人投資家から少額ずつ資金を調達できる。これまでにB2C、B2Bを問わず様々な業種・業態のベンチャー企業が資金調達を行っている。
投資家や起業家支援機能などのベンチャーエコシステムは東京に偏在、資金調達額のおよそ80%は東京に集中していると言われている。同社ではオンラインの利点を生かし、日本各地のベンチャー企業の資金調達を支援している、2021年5月には群馬銀行と提携し、地方ベンチャーの支援体制を加速。今後も地方銀行との連携を強化していく方針だ。
今年1月7日に募集を開始した10号案件「一部上場企業や自治体に多数導入。多言語翻訳技術で言語のバリアフリー化に挑む『PIJIN』」は目標金額 2500万円に対し2800万円の申込みが寄せられ、成立した。
同社は、1月28日に政府から株式投資型CFに関する規制緩和が発表されたことを受け、2月1日、2日に規制緩和の背景や株式投資型CFに関する勉強会をオンラインで開催。波多江直彦社長は「今後も各地の多様な業界・業種のベンチャー企業の資金調達をサポートし、 株式投資型CFの拡大と発展に努めていきたい」と語った。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」[PR]
【関連記事】イークラウドの評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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