第一生命、クラウドクレジットへ1億円のインパクト投資実施。ESG投資に積極姿勢

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第一生命保険株式会社(以下、第一生命)は4月5日、ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)サービスを提供するクラウドクレジット株式会社(以下、クラウドクレジット)に対し、ESG投資の一環であるインパクト投資として1億円の投資を実施したことを公表した。

クラウドクレジットは、高度経済成長のステージにあり資金需要も旺盛な国の中小事業者や個人に対して、インターネットを通じて主に国内の個人投資家から募った資金を融資するソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)サービスを展開しており、グローバルな資金需給ギャップを解消することで、資金が不足する人々のより活発な事業活動等に寄与することを目指している。

こうした資金供給を通じて、資金需要が旺盛な現地の人々の事業活動促進や雇用創出などへの寄与に加え、マイクロファイナンス事業者や再生可能エネルギー事業者等への融資を通じて発展途上国の人々の生活水準向上に寄与するといった「社会的インパクト」が期待される。第一生命は、今回の投資を通じて高い投資収益を期待するとともに、そうした社会的インパクトが期待されるクラウドクレジットの取組みを資金面から支援する。

第一生命は過去に3度のインパクト投資を実施している。まず第1号案件として2017年10月23日にマイクロファイナンス事業支援を行う五常・アンド・カンパニー株式会社への投資を、第2号案件として同日に新世代バイオ素材開発の支援を通じたSpiber株式会社への投資を、そして第3号案件として2月26日に禁煙等の治療アプリ開発・提供の支援を通じた株式会社キュア・アップへの投資を行った。

第一生命は引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組む方針だ。

【参照ページ】【インパクト投資】クラウドクレジット株式会社への投資
【関連ページ】クラウドクレジットの評判・概要

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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