期待利回り11.4%、クラウドクレジットがメキシコ太陽光事業者支援ファンドシリーズを25日より募集

※ このページには広告・PRが含まれています
メキシコ太陽光事業者支援ファンドシリーズ

成長期待国への投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を展開するクラウドクレジット株式会社は9月25日、「メキシコ太陽光事業者支援ファンドシリーズ」の募集を開始した。

当該ファンドシリーズは、メキシコ合衆国において商業施設および住宅向けに太陽光発電システムの販売・設置を主要事業とするQ社向けの融資資金として活用される。メキシコの家庭では電気料金の支払い体系が日本とは異なり、一定期間の電力消費量が所定の水準を超過した場合に、Domesticas de Alta Consumo(電気の高利用世帯、以下「DAC」)とみなされ、高額な料金体系に移行する仕組みとなっている。DAC向けの電気料金は燃料価格の高騰を背景として年々引き上げられているのが現状だ(2017年11月には最大2.4%引き上げ)。

Q社は、このようにDACの料金体系が適用される世帯向けに、太陽光発電システムを輸入・販売することで、家庭の自家発電を活用した省電力を実現するサービスを提供している。メキシコは赤道が近く、日照時間が長いという自然条件から太陽光発電が盛んに行われており、Q社のサービスを導入した家庭は、使用電力の一部を太陽光発電で賄うことで電気料金を大幅に節約することができる。現在、Q社の販路は顧客への直接販売に加え、太陽光発電システムの割賦販売サービスを提供するグループ会社の販売プラットフォームも活用するなどし、拡大している。

今回の案件の募集金額は5,000,000円、期待利回りは11.4%、運用期間は約25か月、分配方法は満期一括、募集期間は2018年9月25日から2018年10月11日までとなっている。なお、当該案件においては、貸付金および購入債権の回収リスク、案件に関連する企業の信用リスク、為替リスク、法制度の変更リスク、カントリー・リスクに加え、元本損失のリスクが生じる可能性がある点、留意を要する。

ファンド名称 メキシコ太陽光事業者支援ファンド1号
募集金額 500万円
運用期間 2018年10月~2020年10月の約25か月
期待利回り 年利11.4%(投資倍率1.245倍)
最低投資金額 10,000円(追加単位:10,000円)
販売手数料 0円
運用手数料 当初出資額の4.0% (年率換算約2.0%)
貸付通貨 メキシコペソ
分配方法 満期一括

「日本の個人投資家と世界の信用市場をつなぐ」をコーポレートミッションとして掲げるクラウドクレジット社は、海外の資金需要者と日本の個人投資家を繋ぐ金融サービスを「貸付型クラウドファンディング」(ソーシャルレンディング)の形態で行ってきた。同社は今後、ファンドシリーズとしてQ社へ資金を提供することで、個人投資家の資産拡大に寄与するだけでなく、再生エネルギーの活用を通じたエネルギー排出量の削減にも貢献する見通しだ。

【関連サイト】クラウドクレジット[PR]
【関連記事】クラウドクレジットの評判・概要
【関連記事】クラウドクレジットが「社会インパクト投資宣言」発表、社会性と経済性を両立
【関連記事】【社長インタビュー】クラウドクレジットが挑む金融イノベーション、数兆円のグローバル投資機会の創出へ

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチームは、ソーシャルレンディングや金融知識が豊富なメンバーがソーシャルレンディングの基礎知識から投資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」