クラウドクレジット株式会社は12月16日、ベンチャーキャピタルのエッジ・ラボ株式会社、インベストメントLab株式会社から資金調達を実施すると発表した。調達額は1億円で、払込は2021年初を予定。調達する資金は主にファンド管理体制強化、より広範な顧客層にリーチするためのマーケティング、顧客体験の向上のためのUI/UXの改善に係る機能開発に充当し、財務基盤を更に強化する。
クラウドクレジットは今年5月に丸井グループ、ソニーフィナンシャルベンチャーズ、グローバル・ブレインを引受先とする資金調達を実施している。エッジ・ラボは知財活用支援の領域で投資機能とインキュベーション機能を備えた日本初の法人で、直近では投資先であるBASE株式会社、KIYOラーニング株式会社が東証マザーズへの上場を果たすなど、グロースもしくはレイターステージのスタートアップへの支援で成果を挙げている。クラウドクレジットはUI/UXの改善に係る機能開発に関する知財戦略についてのサポートも受けていく予定だ。
新たに株主に加わるインベストメントLabはオルタナティブ投資ファンドの運用とコンサルティング業務を行っており、今後はファンドの組成・運用・管理、経営戦略全般についての助言を得て、資産運用会社としての体制強化を図っていく。「貸付型クラウドファンディングを通じたバリエーションに富んだ投資機会の提供によって、これまでにない付加価値を生み出し、事業成長を加速させていく」(同社)方針。
なお、同日の株主総会で、宮田修宏氏が取締役に、宇根尚秀氏が社外取締役に就任する人事について承認。新経営体制で「世界を繋ぐ金融」のミッションの下、「グローバル規模での資金需要と供給を繋ぐプラットフォーム事業をより強固な体制へと深化させ、サービス価値の拡充および、さらなる企業価値の向上に向け取り組む」と表明した。併せて、事業環境変化への対応のための一層の財務基盤強化の必要性を見極め、他投資家からの資金調達(エクステンションラウンド)を検討するという。
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