昨日のビットコイン相場は上昇。何度も止められていた19,800ドルをブレイクし、20,000ドルの大台に達するとショートカバーを巻き込み21,600ドル付近まで急騰。
アルトコインも総じて値上がりしており、雰囲気が一変する動きとなった。その中でもリップルは20%以上の上昇を見せており、足元の下落トレンドが一気に反転する動きに。
20,000ドル超えのきっかけとなったのは米国からのフローとなっており、一気にショートカバーを狙いに行ったような動きとなっている。オプションでは大きいピンが20,000ドルに存在するため引きつけられやすい環境は変わらず。しかしオプションの取引以上に現物の動きが強い環境から、押し目は淡々とロングで勝負することがベター。次の大きなターゲットは30,000ドルとも言われ始めており、まずは本日21,000ドルに到達するか注目。
また昨日は米国でFOMCが開催され、FRBは政策変更はせず引き続き緩和路線を継続する方向。予想通りの無風で終わっているが、利上げ見通しで2023年のきんり引き上げの予想が内部で増えていることはポイント。
テクニカルでは20,000ドルを超えるとここからはどこが高値かわからない状況。大崩れするまでは淡々とついていくことしかできない環境か。

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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12

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