株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で7月7日、新規案件「子供起業家の輩出実績あり!ハワイ発の起業家育成プログラム『CEOキッズアカデミー』小学生から経営者思考で日本の未来を変える」が公開された。目標募集額1千万円、上限応募額4千万円で、投資は1口10万円1株、上限5口まで。受付期間は7月16日〜20日。
株式発行者の株式会社イゲット千恵子は、子供のうちから経営者思考を育む「CEOキッズアカデミー」を手掛けるベンチャー企業。同事業は、日本経済の再構築や地域再生など、国内の様々な問題を解決するための「アントレナーシップ」の素養を小学生の段階から学ぶことを目的としている。カリキュラムは、米国の教育で実際に行われている内容を参考にした48項目のプログラムから成る起業家コースを主としており、原価計算やブランディング、雇用など実際のビジネスのイメージを膨らませるための内容が網羅されている。実際にCFでの資金調達やビジネスコンテスト受賞者を輩出している。
同社は、CEOキッズアカデミーをパッケージングして国内の教育系企業や個人事業主に供給、ライセンスパートナーを募ることで事業の拡大を目指す。既に首都圏、関西、北海道、中部、九州で教室を展開しており、今後は、塾やそろばん教室などを展開している事業者に、新しいメニューとして扱ってもらうなどの方法で展開拡大を図る。
プログラムは、オンライン授業時代の最新の教育手法「アクティブリスニング」を取り入れた質問型授業を取り入れ、簡潔にパッケージ化している。このため、顧客企業は設備投資の必要がない。また、子供だけでなく「CEOママアカデミー」「CEOパパアカデミー」など親を対象としたものもあり、家族で学べるよう設計していることも特徴だ。
開発のきっかけは、2008年から代表のイゲット千恵子氏が自身の運営するブログで、米国における女性起業家としての子育ての経験を多くの女性に伝えるコミュニティができ、反響を呼んだことから。17年にプログラムのもととなった「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」を出版するなど、リリース以前から多くの母親を対象とした啓蒙とブランディングを行ってきた。
22年秋には年長から小学2年生を対象に「低学年コース」をリリース予定。働くことやお金について社会奉仕する意義を学ぶ過程で、自己肯定感と自信を持ってチャレンジする力を育てる。これにより、ライセンスパートナーの対象を幼稚園や保育園に拡大していく。
中長期の展望として、「起業家コース」の後に続く柱として「投資家コース」を23年にリリースする予定で、米国のZ世代と一緒にコンテンツを準備する。米国の若者の投資方法や思考、メンタルバランスや、投資される企業や人材などについても収めた内容にしていく予定で、将来、起業して得た利益で、次の世代を応援できるエンジェル投資家の輩出を目的としている。
また、BtoBの取り組みとして、企業の福利厚生向けに「親子でいっしょに学べるビジネスカリキュラム」や、大手旅行会社との協業による国際的なビジネスプレゼンテーションに参加できるプロジェクトも計画中。27年までに加盟教室約370教室を計画する。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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