少額投資でソーシャルレンディングはおすすめ?5つの特徴を解説

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投資に興味はあるけれども、まとまったお金がない。そのために何に投資していいかわからない、という方もいるかもしれません。あまり投資に回せる資金がない場合、どうしても大きな利益を出すことは難しくなります。

中にはまとまった利益の獲得をめざして株やFXに投資し、今までコツコツと利益を出していたにもかかわらず、一度の投資で失敗して大きな損失を発生させてしまうこともあります。

そんなまとまった投資資金のない方におすすめしたい投資手法が、ソーシャルレンディングです。ソーシャルレンディングは少額から投資ができる上に、簡単な運用で地道に利益を積み重ねることができます。

ここでは少額投資を検討している方に向けてソーシャルレンディングの特徴をお伝えします。

目次

  1. 1万円以下で投資できる会社が複数ある
  2. 毎月分配のサービスが多いので再投資しやすい
  3. 無料で入金できるソーシャルレンディング会社がある
  4. 投資後は細かく状況をチェックする必要がない
  5. 手数料などが基本的にかからず、分散投資がしやすい
  6. まとめ

1.1万円以下で投資できる会社が複数ある

ソーシャルレンディング投資ができる会社は、日本に20社近くあります(2019年1月30日時点)。どの会社も少額投資ができることを謳い文句にしていますが、その中でも1万円以下で投資できる会社が複数あります。

代表的な会社としては、『オーナーズブック』や『クラウドバンク』などが挙げられます。1万円から投資ができますので、まとまった資金を用意せずとも預金代わりに投資していくことができます。

さらに、2019年1月から申込をスタートした新しいサービスFundsなら1円からでも投資が可能です。そのため数百円、数千円といった単位でも運用に回すことができ、非常にスタートしやすいサービスとなっています。

またソーシャルレンディングでは、日常生活でたまたまお金が多く残った月、残業代が多くて投資に回せる資金が多い月など、自分の経済状況に応じた自由な投資が可能です。少額からでも任意の金額を投資に回すことができる点が、ソーシャルレンディングが少額投資に向いている最大の理由だと言えます。

まずは色々なソーシャルレンディング会社で口座を開設し、どのサービスが投資金額の自由度が高いのか、投資案件の数が豊富なのかを見ると良いでしょう。

2.毎月分配のサービスが多いので再投資しやすい

もう一つ、ソーシャルレンディングが少額投資向きである理由は、返済が無事に行われていけば分配金が毎月入る点です。オーナーズブックを除くほとんどのソーシャルレンディング会社は、毎月の投資金額と設定金利に応じた分配金が自分のデポジット口座、もしくは銀行口座に振り込まれます。

10万円を手取り金利6%の案件に投資した場合、年間の手取り収入は6,000円。その案件の運用期間が12ヶ月だとしたら、500円が毎月振り込まれます。投資によって得られた利益を毎月の投資に直接回すことができれば、高い複利効果が見込めます。

毎月分配金を得ることができ、かつ少額から投資ができるために再投資が非常に手軽であるという点もソーシャルレンディングの大きなメリットです。ただし、返済が滞った場合には、分配が行われない場合や元本割れに至る可能性もあるため、注意が必要です。

3.無料で入金できるソーシャルレンディング会社がある

少額投資で無視できない出費の一つに振込手数料があります。1万円以下という小さい金額を投資するために手数料を300円以上も支払ってしまうと、投資効率が非常に悪くなってしまいます。

ただし、ネットバンクで口座を開設すれば、手数料の無料サービスを毎月1~2回程度利用できますので、こういった振込手数料がかからなくなります。また、各ソーシャルレンディングの入金先口座と同一の銀行から振込を行うことで、手数料が無料になったり安くなったりしますので、少額のみ入金をする際は意識しておくと良いでしょう。

4.投資した後は細かく状況をチェックする必要がない

少額投資は、一度に大きな利益を上げることを目的とした投資手法ではありません。一気に大きな利益が得られる投資手法といえば、レバレッジをかけたFX投資などが挙げられるでしょう。高いレバレッジをかけたFX投資の場合、わずかな為替の動きが大きな利益、または大きな損失につながってしまいます。

そのため、投資後は常に為替の動きを細かくチェックしなければいけません。本業を持つ社会人がFXの相場に目を光らせる時間など、なかなか確保できるものではありません。

少額投資によるソーシャルレンディングの目的は、大きな利益を一度に生み出すのではなく、コツコツと投資を積み重ね、将来的に大きな資産を形成することです。投資後に相場などを細かくチェックする必要のないソーシャルレンディングは、時間的な負担が少ないという意味で少額投資と相性が良いのです。

1万円や2万円を毎月積立てるように入金し、ボーナス支給時に少しだけまとまった金額を投資する。このようなペースで10年後には500万円、20年後には1000万円と、まとまった資産となっていきます。細かな相場の状況には左右されず、運用に手間がかからないソーシャルレンディングは、少額からコツコツと積み上げる投資に向いていると言えます。

5.手数料などが基本的にかからず、分散投資がしやすい

ソーシャルレンディングと同じように、投資後は基本的に何もしなくても良く、運用をプロに任せられる投資手法の一つに投資信託があります。

「不労所得を追い求めて投資信託口座を複数開設した。この際だから分散投資して運用を安定させよう」、そう考える方も中にはいるでしょう。ただし、投資信託の場合、運用を委託した時点で手数料が発生しますし、必ずしも利益が出るとは限りません。また、相場の変動によって運用益は上下し、場合によっては損失が発生することもあります。

ソーシャルレンディングのメリットの一つは、口座維持手数料や運用手数料がかからないことです。2019年1月30日現在、日本で営業しているソーシャルレンディング会社で、口座維持手数料を直接投資家から徴収する会社は基本的に存在しません。ソーシャルレンディング会社は貸付による金利収入から営業費や事業者利益などを賄っており、投資家が口座を開設するだけで手数料を取ることはありません。

そのため、ひとまず口座を開設して色々な会社の様子を見てみましょう。気にいった案件が出た時に入金し、投資するような『お試し投資』は、どこでも可能です。これが維持手数料を取られる投資手法でしたら、簡単に複数の口座を開設できないでしょうし、投資しただけで運用手数料を取られてしまう場合、少額投資では収益率を大きく下げることになります。

ソーシャルレンディングではそのようなことがなく、少額を複数のサービスに分散投資できるのは強みであると言えます。

まとめ

ソーシャルレンディングは最低投資額が低く、口座維持手数料や入金手数料なども無いため、まさに少額投資向きの投資対象です。また、一度投資をした後は、値動きを逐一観察する必要はありません。再投資も簡単なため、少額をコツコツ積み上げて少しずつ資産を増やしていくことができます。

ただし、残念ながら現在のソーシャルレンディング業界は、通常の投資リスクに加えて、事業者の不祥事により投資家が損失を被るリスクが無視できない状態になっています。少額投資を継続していくためには、事業者リスクが低い会社をきちんと見極める必要があります。まずは色々なソーシャルレンディング会社の情報をチェックしてみましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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