Rimple(リンプル)の評判は?メリット・デメリットや他の不動産CFとの比較も

少額から参加できるクラウドファンディング投資の普及が進む中、上場企業が運営する不動産投資型のクラウドファンディング「Rimple(リンプル)」が2020年2月に誕生しました。

Rimpleは1万円から不動産に投資できるのが特徴で、優先劣後方式の運用により投資家の元本を守る仕組みが図られています。

そこでこの記事では、Rimpleの特徴やメリット・デメリットを知りたい方のために、詳しいサービス内容のほか、他の不動産投資型クラウドファンディングと異なるポイント、口コミ・評判なども含めてご紹介するので、参考にしてみてください。

目次

  1. 不動産クラウドファンディング「Rimple」とは?特徴と4つのメリット
    1-1.永久不滅ポイントなど他社ポイントを投資資金に出来る
    1-2.1万円からの少額で不動産投資が出来る
    1-3.案件は都心の投資用マンション中心、利回り5%前後、運用期間6ヶ月程度
    1-4.東証一部上場企業「プロパティエージェント」が提供している
    1-5.優先劣後方式で投資家の元本の安全度を高めている
  2. Rimpleのデメリット・注意点
    2-1.元本割れのリスクがある
    2-2.始まったばかりのサービスのため運用実績がまだない
    2-3.投資した後は満期まで途中解約ができない
  3. Rimpleの評判・口コミ
  4. Rimpleと他の不動産投資型クラウドファンディングの違い
    4-1.他社ポイントを交換して投資に利用できる
    4-2.投資家保護の観点を重視している
  5. まとめ

1.不動産クラウドファンディング「Rimple」とは?特徴と4つのメリット

不動産投資クラウドファンディング リンプル(Rimple)Rimpleは、東証一部に上場しているプロパティエージェント株式会社が運営する不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。

クラウドファンディングとは、インターネット上で出資者を募集し資金を集める仕組みで、不動産投資型は出資の対象を不動産事業に限定したタイプとなります。

不動産に直接投資するタイプとは異なり、少額から参加可能な上、賃貸管理業務などの手間もかからないのが特徴です。購入する不動産は複数人の出資者で共同運用し、その運用益を分け合う投資方法になります。

Rimpleを提供するプロパティエージェント社は、東京23区を中心としたマンション・アパート開発、販売事業に強みを持つ企業で、今まで培ってきたノウハウをもとに投資案件を厳選しています。

2020年2月にサービス開始となったばかりのRimpleのファンド第1号案件の募集は3月の予定です(2020年2月時点)。1口1万円からの少額投資が可能で、他社のポイントを投資に利用することもできます。

元本保証はありませんが、少額投資も可能となっており、不動産投資が初めての方でも利用しやすいのが特徴です。

それでは、Rimpleの詳しい内容やメリットを見ていきましょう。

1-1.永久不滅ポイントなど他社ポイントを投資資金に出来る

Rimpleでは、「リアルエステートコイン」というサービスを不動産投資に利用することができます。

リアルエステートコインは「1コイン=1円」に換算され、セゾンの「永久不滅ポイント」など他社サービスのポイントをリアルエステートコインに交換することができます。(WILLSの「株主優待ポイント」も今後取り扱い予定)

使用する予定のなかった他社ポイントが1万円分あれば、現金を使うことなく不動産投資を始められるのが特徴です。なお、交換可能な他社ポイントの種類は随時追加されていく予定です。

1-2.1万円からの少額で不動産投資が出来る

不動産投資の中でも現物投資は、物件を購入するだけのまとまった資金が必要になるので、多くの場合、物件を購入する際には金融機関から融資を受けることになります。また、購入後は賃貸経営に関する知識や経験も必要になるため、投資初心者には参入しづらいジャンルとなっていました。

一方、Rimpleは1口1万円から出資でき、賃貸経営もプロにお任せできるのが特徴です。複数の投資家が少額資金をファンドに共同出資して運用し、その収益が分配される仕組みとなります。

Rimpleで投資家登録した後は、不動産投資のプロであるプロパティエージェント社が提供する案件(ファンド)を選び、サイト上で応募するだけ良いので、賃貸経営や投資に関する知識がなくてもお任せで運用できるのがメリットです。

1-3.案件は都心の投資用マンション中心、利回り5%前後、運用期間6ヶ月程度

Rimpleの案件は、秋葉原、新宿、祐天寺など東京23区の投資用マンションが中心となっています。また、Rimpleの利回りは年5%前後、運用期間は6ヶ月程度と短期で運用できることもメリットです。

リンプルの投資対象

投資物件名 所在地
クレイシア秋葉原 東京都台東区浅草橋5丁目5番6
クレイシア新宿 東京都新宿区新宿5丁目8番5
クレイシア新宿パークコンフォート 東京都新宿区新宿5丁目6番1
クレイシア祐天寺 東京都目黒区中町2丁目38番12
リンプルの投資対象

1-4.東証一部上場企業「プロパティエージェント」が提供している

クラウドファンディング投資のプラットフォームを提供する企業の規模は大小様々ですが、Rimpleは東証一部上場のマンション投資会社「プロパティエージェント株式会社」によって運営されているのが特徴です。

プロパティエージェント社は2004年2月に設立され、都心エリアの投資用マンションの企画・開発・販売やプロパティマネジメント事業を中心に展開しており、2015年12月に東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場、2017年12月には二部に変更し、2018年7月に一部に変更しました。

また、プロパティエージェントは創業以来、16期連続で増収増益を実現するなど、不動産業界でも指折りの好業績を残しています。

1-5.優先劣後方式で投資家の元本の安全度を高めている

Rimpleでは出資における「優先劣後方式」の仕組みを採用し、安全性の向上を図っています。優先劣後とは匿名組合契約における出資区分のことで、優先出資者は劣後出資者に比べて優先的に利益分配を受け、損失に関しては劣後出資者に先に負担してもらうことができます。

例えば、投資家の出資額を案件全体の70%までの「優先出資」とし、残りの30%をプロパティエージェント社による「劣後出資」とすることで、運用による損失が発生した場合でも、30%までは投資家の元本が守られるという仕組みです。

出資比率はファンドごとで異なる可能性がありますが、優先劣後出資方式により、ファンド総額に対して個別ファンドごとに設定された金額を毀損しない限り、損失はプロパティエージェント社が負担するため、元本割れリスクが軽減されるのです。

2.Rimpleのデメリット・注意点

投資判断を適切に下すにはサービスのデメリットやリスクにも注意することが大切です。Rimpleを利用する際の注意点も併せて確認しておきましょう。

2-1.元本割れのリスクがある

不動産の担保や出資における優先劣後方式の採用で元本割れリスクは軽減されますが、それでも完全にリスク回避できるわけではありません。急激な経済環境の変化に伴い不動産市場が悪化した場合、投資案件では利益を出せず大きな損失が生じることもあります。

そのため、出資後は経済の動向や投資物件の内容などをチェックしておくことが重要です。また、プロパティエージェント社が倒産するような場合、投資元本が返還されなくなる恐れもあります。

プロパティエージェント社の業績や財務状況などは、同社の「IRライブラリ一覧」から確認することが可能です。

2-2.始まったばかりのサービスのため運用実績がまだない

運営元のプロパティエージェント社は不動産業での実績が豊富なため、クラウドファンディング事業にも期待が寄せられています。

しかし、Rimpleは始まったばかりのサービスであるため、実際に投資して運用したファンドの実績がまだ出ていません。第1号ファンドは2020年3月中旬に募集が開始される予定です。

予定利回りや運用期間については募集時に確認できますが、実際に運用してどれだけ収益があったのか、損失が出ているのかという結果が出るのはこれからになります。過去の実績がないという点はデメリットと言えるでしょう。

2-3.投資した後は満期まで途中解約ができない

他の投資型クラウドファンディングと同様、基本的に案件に応募して出資した後は契約期間が満了となるまで解約はできません。ただし、「事業者の信用低下」などのやむを得ない事由が生じた場合に限り、解約可能となっています。

このように少額から参加できるクラウドファンディング投資では、出資後の途中解約ができないパターンが多くなります。普段の生活に影響を及ばさない余裕資金で運用することが大切です。

3.Rimpleの評判・口コミ

Rimpleに会員登録した方や投資家の方からは、以下のような声が寄せられています。その内容を確認してみましょう。

「貯めていた永久不滅ポイントがあるのでぜひ活用したい」

「スマホでサイトが見やすい」

「劣後出資の比率30%は、他の不動産クラウドファンディングよりも高い」

「区分マンション案件中心だからファンドに応募が殺到しそう」

「登録したら早速、第1号のファンド応募は3月中旬予定とメールが来た」

※個人の感想です。詳しくはRimpleのウェブサイトでご確認下さい。

ポイントを投資に活用できるサービスが増える中、クラウドファンディング投資にポイントを活用できるサービスは多くありません。特にクレジットカード会社大手のセゾンカードを利用している方は約1,500万人(稼働会員数)に及ぶため、メリットに感じる方も多いのではないでしょうか。

なお、第一号案件の募集開始は3月中旬頃が予定されていますが、Rimpkeのウェブサイトでは応募が殺到した場合は早期に募集を終了するとアナウンスされています。会員登録をする予定の方は早めにしておいたほうが良いでしょう。

4.Rimpleと他の不動産投資型クラウドファンディングの違い

不動産投資型クラウドファンディングに新規参入したRimpleについて、他社サービスとの主な違いをまとめます。

4-1.他社ポイントを交換して投資に利用できる

Rimpleでは、他社のポイントをリアルエステートコインという独自コインに交換して投資に利用できるのが大きなポイントです。

証券会社が提供している投資サービスでは、他社ポイントを投資に利用できるタイプもありますが、不動産投資型のクラウドファンディングでこのようなサービスを提供している企業は2020年2月時点ではありません。

他社ポイントを不動産投資に使えるようにする試みは、投資未経験者の方にも手軽に始めてもらうための工夫と言えます。Rimpleのコンセプトは「不動産投資をもっと気軽にシンプルに」となっているので、同サービスのポイント交換制度はそのための手段の1つとして提供されています。

4-2.投資家保護の観点を重視している

上記の通り、Rimpleでは「優先劣後方式」が採用され、出資者の出資額は全体の70%までの「優先出資」となり、残りの30%はプロパティエージェント社による「劣後出資」となります。そのため損失が発生した場合でも30%までは投資家の元本は守られることになります。

不動産特定共同事業(不動産の小口化商品)では、劣後出資の割合を10〜20%にする企業もあります。これらの企業と比較して、Rimpleは投資家保護の観点をより重視しているクラウドファンディング投資と言えます。

5.まとめ

2020年に登場したばかりのRimpleは、東証一部上場企業のプロパティエージェント社が運営する不動産投資型クラウドファンディングです。第一号案件の募集はこれからですが、不動産取引・管理のプロが提供するサービスには優良案件の提供が期待されています。

1口1万円からの少額投資が可能でスマートフォンで簡単に投資できるという手軽さも特徴で、担保の確保や優先劣後方式の採用により安全性が高められています。

これまで不動産投資に対して「お金がかかる」「手間がかかる」などの印象があった方は、少額から手軽に参加できる不動産投資型クラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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