新卒社会人の投資、何から始める?少額投資や経済について学べるソーシャルレンディング3社

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これから新社会人になる方は、これを機に新しいことを始めてみようと考えている人もいるかもしれません。社会人になれば安定した収入が毎月入るようになり、そのお金を使って少しずつ投資を始める方も少なくないでしょう。

ソーシャルレンディングによる投資は資産を増やす手段としてだけでなく、投資を通じて世の中の経済や社会の仕組みを知ることにもつながります。

そこで、新社会人の方が投資を検討しやすいソーシャルレンディング3社をピックアップしてみました。

目次

  1. 新社会人が検討しやすいソーシャルレンディング会社のポイント
    1-1.少額投資ができるソーシャルレンディング会社
    1-2.貸倒れリスクや事業者リスクの低いソーシャルレンディング会社
    1-3.投資を通じて社会勉強ができるソーシャルレンディング会社
  2. 新社会人が検討しやすいソーシャルレンディング会社3つ
    2-1.1円単位で投資ができる「Funds」
    2-2.1万円・2ヶ月から運用可能な「クラウドバンク」
    2-3.海外投資案件に特化した「クラウドクレジット」
  3. まとめ

1.新社会人が検討しやすいソーシャルレンディング会社のポイント

新社会人の方が投資先として検討しやすいソーシャルレンディング会社にはどのような特徴があるのでしょうか。

ソーシャルレンディング会社を見分けるためのポイントをお伝えします。

1-1.少額投資ができるソーシャルレンディング会社

平成30年度の20歳~24歳の平均年収は282万円です。(国税庁「平均給与」を参照)新社会人の方が投資をはじめるには、これらの収入から投資金を準備することになります。また、1人暮らしの方は、この収入から生活費を捻出しなければいけません。

このような状況から、多くの新社会人の方にとって投資に回せるお金は1万円前後になることが多いのではないでしょうか。

ソーシャルレンディングに投資する時は1万円前後から始められるソーシャルレンディング会社、もしくはそれ以下の金額で投資が可能であるソーシャルレンディング会社が検討しやすいと言えます。

1-2.貸倒れリスクや事業者リスクの低いソーシャルレンディング会社

ソーシャルレンディングだけでなく、投資は必ずリスクを伴います。日本の出資法は元本保証を謳うことを禁止しているため、お金を運用して利益が100%出る、ということはありません。

では、出来るだけお金を減らしたくない方はどうすれば良いのでしょうか。

投資ではリターンが大きなものになるほど、リスクが大きくなる傾向があります。損失リスクを小さくするために、ハイリスク・ハイリターンの投資先につぎ込むのは避け、比較的リターンが小さい投資先を検討してみましょう。

ソーシャルレンディングの投資先を選ぶ際は、過去に元本を毀損していない、有名企業が出資しているなどの特徴を持つ会社を選び、リスクを軽減しましょう。

1-3.投資を通じて社会勉強ができるソーシャルレンディング会社

投資で得られるものの1つに、投資を通じて社会のお金の流れを知ることが出来る、という点が挙げられます。

ソーシャルレンディングにおいても、「なぜ、ソーシャルレンディングは投資家に対して定期的に利益を分配できるのか?」「お金を借りている事業者は銀行より高金利でお金を借りても、なぜ返すことができるのか?」という視点を持つことで、お金の流れを知ることが出来ます。

またお金を貸したり、ネットでお金を集めたりすることにも、国への登録が必要であることがわかります。ソーシャルレンディングに興味を持つことで、他の資産運用にも興味を持てるようになるでしょう。

さらには日本国内だけではなく、海外の投資先にも興味を持てば、海外の経済状況を自分から勉強するようになって知識の幅が広がっていきます。

投資を通じて社会勉強をしていきたい方は、様々な種類の案件を扱うソーシャルレンディング会社を選んでみましょう。

2.新社会人が検討しやすいソーシャルレンディング会社とは

検討しやすい特徴をもつソーシャルレンディング会社のうち、ここでは3社をご紹介します。これから資産運用をされていきたいという方は、これらの会社を検討してみると良いでしょう。

2-1.1円単位で投資ができる「Funds」

Fundsの大きな特徴として1円から投資することが出来る、という点が挙げられます。

ソーシャルレンディング会社の多くは、最低投資額を1万円や2万円に設定しています。新社会人の方の中には、生活費などの出費がかさみ、1万円を投資に回すのも難しい場合があるでしょう。

しかし、Fundsは1円から投資ができるため、その時の余ったお金を投資で運用することが可能です。

また、Fundsは返済リスクを抑えるため、上場企業や有力なベンチャーキャピタルから出資を受けている将来性のあるベンチャー企業に貸し付け先を限定しています。

貸し付け先の事業内容を知ることで、「どのような会社が評価を受けているのか?」ということを知る機会にもなり、社会勉強にもつながりやすいでしょう。

Fundsの案件は人気が高いものも多く、投資には抽選制度が導入されています。毎回安定して投資できない可能性がある点はデメリットとなります。その他のソーシャルレンディング会社と組み合わせるなど、工夫をしてみましょう。

2-2.1万円・2ヶ月から運用可能な「クラウドバンク」

クラウドバンクは1度も貸し倒れ(デフォルト)が起きていないソーシャルレンディング会社です。(2019年6月の実績)過去の実績からローリスクな投資先を選ぶのであれば、クラウドバンクが検討しやすいでしょう。

また、クラウドバンクは累計で800億円以上の募集実績を誇り、国内のソーシャルレンディング会社では2番手に位置します。2020年現在、クラウドバンクでは貸し倒れが発生していません。

ただし、過去に1度も貸し倒れが起きていないという過去の実績は、これから先も全く起きないことを保証するものではありません。融資先の会社や事業内容を確認することを忘れず、慎重に検討するようにしましょう。

2-3.海外投資案件に特化した「クラウドクレジット」

クラウドクレジットは、海外の案件を専門としたソーシャルレンディング会社です。クラウドクレジットに投資することで「海外ではどのような事業が進んでいるのか?」ということを知る機会になり、日本以外の海外各国の経済状況を知ることにもつながります。

募集されたそれぞれの案件においては、各国の経済状況やどういった事業が盛んであるのか、また、どういった人たちが資金を求めているのか、事細かく説明されています。

また、クラウドクレジットが取り扱う案件はアメリカやロシア、ヨーロッパ各国といった先進国だけではなく、東南アジアや南米などの途上国のものもあります。

国を分散して投資することで、日本国内の経済状況が悪化した時でも影響は抑えられます。海外への分散投資は、ソーシャルレンディング投資のリスク対策としても有効です。

ただし、クラウドクレジットの案件は貸し倒れの割合が他のソーシャルレンディング会社よりも比較して高くなっています。

複数の案件に投資する分散投資や、出資期間の短い案件を選択し、リスクを軽減させながら慎重に検討するようにしましょう。

まとめ

今回は少額で取り組めるソーシャルレンディングのポイントと、それらの特徴を持ったソーシャルレンディング会社3社をご紹介しました。

ソーシャルレンディング投資は、資産を増やす手段としてだけでなく、投資を通じて世の中の経済や社会の仕組みを知ることにもつながります。

ソーシャルレンディングを通じて経済や金融を勉強したい方は、ここで挙げた3社を中心に投資先を検討してみてはいかがでしょうか。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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