マネックス証券の手数料は安い?他ネット証券と手数料を徹底比較

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マネックス証券は、米国株の取扱が多いなどの強みがある証券会社です。これからマネックス証券で株式投資を始めようか検討している方もいるのではないでしょうか。

しかし、株式投資で重要な手数料コストについて、マネックス証券は他社に比べて安いのか分からず、口座開設を迷っている方もいるかと思います。そこで今回は、マネックス証券の手数料プランや、他ネット証券と比較して手数料が安いのかを調査して解説します(2022年3月時点、マネックス証券サイト情報に基づき筆者調査)。

目次

  1. マネックス証券の手数料プランや特徴
    1-1.マネックス証券の手数料プラン
    1-2.マネックス証券の特徴
  2. マネックス証券と他ネット証券の売買手数料を比較
    2-1.マネックス証券と岡三オンラインの手数料を比較
    2-2.マネックス証券とSBI証券の手数料を比較
    2-3.マネックス証券とGMOクリック証券の手数料を比較
    2-4.マネックス証券と楽天証券の手数料を比較
    2-5.マネックス証券と松井証券の手数料を比較
  3. まとめ

1.マネックス証券の手数料プランや特徴

マネックス証券の手数料は、1日の注文金額に対して手数料がかかる「取引毎手数料コース」と、1日の約定代金に手数料がかかる「一日定額手数料コース」の2種類を用意しています。

それではマネックス証券の手数料プランを見ていきましょう。

1-1.マネックス証券の手数料プラン

まずは、マネックス証券の手数料プラン「取引毎手数料コース」(現物取引)から紹介します。

取引毎手数料コースにおける現物取引手数料・2022年3月22日時点(以下同)

  • 1注文の約定金額:手数料
  • ~5万円以下:55円
  • 5万円超10万円以下99円:99円
  • 10万円超20万円以下:115円
  • 20万円超50万円以下:275円
  • 50万円超100万円以下:535円
  • 100万円超150万円以下:640円
  • 150万円超3000万円以下:1,013円
  • 3000万円超:1,070円

「取引毎手数料コース」は、SBI証券や楽天証券などと同水準となっています。

【一日定額手数料コース:1日の約定金額と手数料(手数料の項目は一部省略:2020年11月時点)】

  • 1日の約定代金が100万円以下の場合:550円
  • 1日の約定代金が100万円超、300万円ごとに:2,750円
  • 月間利用ボックス数※ 21回目からは2,475円
  • 121回目からは1,815円

「一日定額手数料コース」は、他ネット証券よりも少し高い側面もあります。しかし、月間の取引回数に応じて割引されるので、状況によっては安いケースも出てきます。

1-2.マネックス証券の特徴

マネックス証券は海外の投資商品を豊富に取り扱っている点が特徴的です。米国株は3,000銘柄以上・中国株は2,000銘柄以上を取り扱っており、米国株の手数料は最低0ドルから、中国株は0.25%と低コストです。

外国株への投資を検討している方にとっては、マネックス証券は利用しやすい証券会社の一つとも言えます。

2.マネックス証券と他ネット証券の売買手数料を比較

ここではマネックス証券と、国内の主なネット証券の売買手数料を比較します。また、株式投資や投資信託など、手数料以外に特筆すべきポイントも紹介します。

2-1.マネックス証券と岡三オンラインの手数料を比較

岡三オンラインは、「定額プラン」と「ワンショット」と呼ばれる2種類の手数料プランを用意しています。前者は1日の約定代金、後者は1回の注文金額に対して手数料がかかる仕組みです。

マネックス証券と同じ仕組み・種類ですが、手数料の金額は異なります。1日の約定代金に手数料がかかるプランでは、岡三オンラインの方が安い傾向です。また、1回の注文金額に手数料がかかるプランで比較すると、マネックス証券が安くなっています。

【比較例】

マネックス証券 岡三オンライン
1日の約定代金が100万円まで:550円 1日の約定代金が50万円以下:0円
1日の約定代金が300万円まで:2,750円 1日の約定代金が100万円以下:0円
1回の注文金額が5万円:55円 1回の注文金額が5万円:108円
1回の注文金額が10万円:99円 1回の注文金額が10万円:108円
1回の注文金額が50万円:275円 1回の注文金額が50万円:385円

【定額プラン:1日の約定金額と手数料(手数料の項目は一部省略)】

  • 1日の約定代金が1000万円以下:0円
  • 1日の約定代金が200万円以下:1,430円
  • 以降100万円増加ごとに550円ずつ加算

続いては、以下に「ワンショットプラン」も紹介します。

【ワンショット:1回の約定金額と手数料(手数料の項目は一部省略)】

  • 10万円以下:108円
  • 20万円以下:220円
  • 50万円以下:385円
  • 100万円以下:660円
  • 150万円以下:1,100円
  • 300万円以下:1,650円
  • 300万円を超える:100万円増加ごとに330円加算(3,000円上限)

なお、岡三オンラインは、IPO投資に関して資金拘束不要というルールですので、参加しやすく投資資金を柔軟に振り分けることが可能です。IPO投資にも関心がある方は、岡三オンラインも検討してみてはいかがでしょうか。

※資金拘束:投資前に口座へ入金しておかなければいけないルール

2-2.マネックス証券とSBI証券の手数料を比較

SBI証券は、2023年9月30日より国内株式の売買手数料が無料になる「ゼロ革命」をスタートさせており、低コストの運用が可能なサービスとなっています。

マネックス証券とSBI証券の手数料を比較した場合、SBI証券が無料で利用できるため、手数料の単純比較ではマネックス証券を活用するメリットは低いと言えるでしょう。

また、SBI証券の強みは手数料だけではありません。株式投資の取引ツール「HYPER SBI」にてワンクリックで取引、独自情報(政府高官などへの取材情報、速報ニュース)をスピーディに得られる「プレミアムニュースプラン」など、投資の質を高める上で役立つ独自サービスを提供しています。

手数料が安く情報力という点でも強みのあるSBI証券と、外国株の取扱が豊富なマネックス証券で使い分けるのもいいでしょう。

2-3.マネックス証券とGMOクリック証券の手数料を比較

GMOクリック証券は、株式投資だけでなくFXなどのサービスに関しても取引ツールやコスト面で強みを持っているのが特徴です。そのため、株式投資以外にも関心のある金融商品がある方は、口座開設を検討してみるのもいいでしょう。

株式投資の手数料は、マネックス証券と同じ仕組みを採用しています。手数料はGMOクリック証券の方が2プランどちらも安い傾向です。

【比較例】

マネックス証券 GMOクリック証券
1日の約定代金が300万円まで:2,750円 1日の約定代金が300万円まで:1,691円
1日の約定代金が600万円まで:5,500円 1日の約定代金が600万円:2,576円
1回の注文金額が5万円まで:55円 1回の注文金額が5万円まで:50円
1回の注文金額が50万円:275円 1回の注文金額が50万円:260円
1回の注文金額が100万円:535円 1回の注文金額が100万円:460円

※税込価格

1回の注文に手数料がかかるプランを、以下に紹介します。

【1約定ごとプラン:1回の約定金額と手数料(手数料の項目は一部省略)】

  • 5万円以下:50円
  • 5万円超10万円以下:90円
  • 10万円超20万円以下:100円
  • 20万円超50万円以下:260円
  • 50万円超100万円以下:460円
  • 100万円超150万円以下:550円
  • 150万円超3,000万円以下:880円
  • 3,000万円超:930円

続いて、以下に定額プランを紹介します。

【1日定額プラン:1日の約定金額と手数料(手数料の項目は一部省略)】

  • 1日の約定代金が100万円まで:0円
  • 1日の約定代金が200万円まで:1,238円(税込)
  • 1日の約定代金が300万円まで:1,691円
  • 1日の約定代金が300万円を超える:100万円増加ごとに295円を加算

GMOクリック証券は、特に1約定ごとプランの安さが際立っています。また、FXのスプレッドコストはドル/円0.2銭原則固定と、FXにも強みを持っています。各金融商品の手数料コストにも強みがあるGMOクリック証券は、株式投資やFXなど複数の商品へ投資を行いたい方にも、検討の余地があります。

2-4.マネックス証券と楽天証券の手数料を比較

大手IT企業楽天グループが運営している楽天証券も、SBI証券と同様に手数料が無料になる「ゼロコース」を2023年10月1日からスタートさせています。手数料の比較という面では、マネックス証券よりも楽天証券を利用するメリットは大きいと言えるでしょう。

2-5.マネックス証券と松井証券の手数料を比較

松井証券は、1日の約定代金に手数料がかかる「定額料金」プランのみ提供しています。

マネックス証券と松井証券の手数料(1日の約定金額)を比較した場合、少額投資は松井証券、1,000万円などまとまった金額はマネックス証券の方が安いといえる結果となりました。

たとえば1日の約定代金20万円では、松井証券は手数料0円と売買手数料コストが発生しません。一方マネックス証券では2,500円と松井証券に対して割高となってしまいます。

1回の注文金額に手数料がかかる「取引毎手数料コース」で松井証券と比較した場合、基本的に松井証券の方が安いといえることになります。

マネックス証券は、少額投資では割安な手数料といえる水準ですが、松井証券は手数料0円などさらに低コストにサービスを提供しています。そのためマネックス証券は、状況によって松井証券と同額の手数料、もしくは数百円高くなります。

【比較例】

マネックス証券 松井証券
1日の約定代金が100万円まで:550円 1日の約定代金50万円まで:0円
1日の約定代金が300万円まで:2,750円 1日の約定代金100万円まで:1,100円
1日の約定代金が600万円を超え、300万円増加ごとに:2,750円加算 1日の約定代金600万円:6,600円

【松井証券:定額料金】

  • 1日の約定代金50万円まで:0円
  • 1日の約定代金100万円まで:1,100円
  • 1日の約定代金200万円まで:2,200円
  • 1日の約定代金200万円を超える:100万円ごとに1,100円増加
  • 1日の約定代金1億円を超える:上限11万円

松井証券は手数料が安く、1日の約定代金50万円まで0円と投資初心者にもメリットのある設定です。一日に頻繁な取引や大きな取引はしないという方の場合、松井証券では売買手数料を抑えることが可能です。

まとめ

マネックス証券の手数料は、1回の注文に対して手数料がかかる「取引毎手数料コース」においては、GMOクリック証券よりもやや高いですが、SBI証券・楽天証券とは同水準です。

手数料は各証券会社によって異なるため、少額取引にはマネックス証券やSBI証券を活用し、50万円以上の取引や1日に何度も取引を行う際には松井証券を選ぶなど、金額や取引頻度に応じて使い分けるのも必要です。

マネックス証券は手数料以外にも、外国株の取扱が豊富といったサービス面での強みがあります。そのため、マネックス証券の利用を検討している方は、手数料以外のサービスにも着目してみましょう。

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菊地 祥

FP3級技能士、投資信託4年目、株式投資8年目。2018年からフリーランスとしてwebライティングやメディア運営を行っています。また、webライターとしては株式投資や投資信託などをやさしく解説。