レンデックス(LENDEX)の口座開設の手順は?投資家審査の注意点も

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レンデックス(LENDEX)は不動産関係の案件を中心に取り扱うソーシャルレンディングです。年間利回り7%以上など、比較的に予定分配率(利回り)が高めのファンドを扱っており、2021年1月時点で1万4,000人以上の投資家が登録を行っています。

レンデックスに口座を開設するためにはどういった手順を経る必要があるのか、また投資家審査の際にはどういった点を注意すれば良いのかをお伝えしていきます。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. LENDEXの口座開設には「eKYC認証」と「郵送確認」の2種類の方法がある
  2. レンデックス(LENDEX)の口座開設を「eKYC認証」で行う手順
    2-1.規約の確認と書類への同意
    2-2.個人情報の入力
    2-3.身分証明書と顔画像の撮影による認証作業
    2-4.銀行口座の確認
  3. レンデックス(LENDEX)の口座開設を「郵送確認」で行う手順
    3-1.書類のアップロード
    3-2.認証コードの入力
  4. レンデックス(LENDEX)の投資家審査を通過するには
    4-1.ソーシャルレンディングの投資家審査
    4-2.過去に投資経験があることが望ましい
    4-3.投資は生活の余剰金で行うことが望まれる
    4-4.その他、口座開設ができないケース
  5. まとめ

1.LENDEXの口座開設には「eKYC認証」と「郵送確認」の2種類の方法がある

レンデックスは、株式会社レンデックスが提供するソーシャルレンディングサービスです。2000年創業の企業であり、ソーシャルレンディングには2017年から参入しています。取り扱う案件は不動産の購入やリフォーム、運転資金のためのファンドが中心です。

レンデックスの口座申し込みはeKYCによる本人確認と、郵送による確認の2種類の方法があります。eKYCはインターネット上で本人確認が完結するため、最短で即日の口座開設が可能となっています。

郵送確認の場合は本人確認のためのハガキを自宅に発送する必要があるので、通常3~5日程かかります。eKYC認証よりも口座開設にかかる時間は長くなってしまう点に注意しましょう。

2.レンデックス(LENDEX)の口座開設を「eKYC認証」で行う手順

eKYC認証の最大の特徴は、最短で即日口座開設が可能という点です。そのため、レンデックスがファンドの告知を行った日に、ファンドの情報を見て「この案件に投資したい」と思ったらその日に口座開設を行い、投資できるメリットがあります。

レンデックスでeKYCによる本人確認はどのように行えばよいのか、手順をお伝えします。

2-1.規約の確認と書類への同意

最初に「レンデックスのホームページ」右上の「口座開設」をクリックすると、書類が添付してあるページに入ります。以下の4点の書類をダウンロードの上、内容を確認します。

  • 契約締結前交付書面
  • 取引約款
  • 匿名組合契約約款
  • 電磁的方法による書面の交付及び電磁的方法による交付に対する同意書

その後は確認事項のチェック、資産状況や投資経験の入力を行います。さらにログイン情報として、以下3つの情報を入力します。

  • ユーザー名
  • メールアドレス
  • パスワード

「確認メールを送信する」をクリックすると、登録したメールアドレスに確認メールが届くので、メール内のURLをクリックし、メールアドレスの確認を完了します。

2-2.個人情報の入力

URLから遷移したページで投資家申請に必要な個人情報を入力していきます。住所や勤務先や金融機関、に登録する金融機関・口座情報を登録し間違い長いことを確認してから「投資家申請」ボタンをクリックします。

その後は口座開設・仮登録完了画面から、「マイページ」へ設定したIDとパスワードでログインします。マイページが作成されると画面に「本人確認」の項目が現れるので「本人確認の実行」をクリックします。

2-3.身分証明書と顔画像の撮影による認証作業

eKYC認証先へ遷移するので、続いて「本人確認手続きを行う」をクリックします。その後に表示されたQRコードをスマートフォンで読み込むと撮影画面に遷移します。そこで以下いずれかの本人確認書類を撮影します。

  • 運転免許証(表裏面)
  • パスポート(顔写真ページと住所掲載ページ)
  • 個人番号カード
  • 在留カード
  • 住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード(表裏面)

以上が使用できる本人確認書類です。予め用意しておきましょう。

身分証明書を画面の指示に沿って撮影します。表、斜め表、裏面の3回撮影します。身分証明書を撮影した後は顔写真の撮影です。画面の指示に従い顔を動かしながら撮影します。
これでeKYC認証は終了です。

2-4.銀行口座の確認

次は銀行口座の確認を行います。以下、いずれか準備できる書類を送ります。

  • 通帳(表裏面)の画像
  • キャッシュカード(表裏面)の画像
  • インターネットバンキングのスクリーンショット

銀行名、支店番号、口座番号、口座名義がはっきり分かる画像を送りましょう。その後、レンデックスが個人情報の確認と審査を実施します。問題がなければ1日で投資家申請が完了します。

3.レンデックス(LENDEX)の口座開設を「郵送確認」で行う手順

スマートフォンを持っていないため、eKYCによる本人確認ができない方は、郵送で本人確認を行います。その手順についてもお伝えします。

3-1.書類のアップロード

マイページの開設まではeKYC認証と同じです。「レンデックスのウェブサイト」からマイページを解説しましょう。その後、マイページ内の「確認書類を送付」をクリックします。

本人確認書類の送付は身分証を撮影した画像をアップロードする形で行います。使える書類はeKYC認証と同じものです。

  • 運転免許証(表裏面)
  • パスポート(顔写真ページと住所掲載ページ)
  • 個人番号カード
  • 在留カード
  • 住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード(表裏面)

上記いずれかの写真を撮影しアップロードします。

金融機関情報の登録もeKYC認証と同じく通帳や口座のスクリーンショットをアップロードします。レンデックス側で書類確認が完了次第、認証コードが記載されたはがきが登録した住所に郵送されます。

3-2.認証コードの入力

レンデックスからはがきが届いたら、記載の認証コードをマイページ内に入力します。これで郵送による口座開設手続きは完了です。

4.レンデックス(LENDEX)の投資家審査を通過するには

ソーシャルレンディングの投資家口座開設は、投資家の適正審査を実施しています。そのため、必要な個人情報や書類を入力すれば誰しもが必ず口座を開設できる、というわけではありません。

この審査はどういったものか、またレンデックスの投資家審査を通過するにはどのような点に注意すれば良いのか見て行きましょう。

4-1.ソーシャルレンディングの投資家審査

投資家審査とは、その人が投資家として適切な知識や経験、さらに資産を持っているのかを判断するための審査です。投資への知識がない人が投資を行うと、大きな損失を発生させてしまい、生活に支障をきたす可能性もあるからです。

ソーシャルレンディング会社では、主に一定の投資経験や資金、勤務先からの定収入があるのかをチェックします。

4-2.過去に投資経験があることが望ましい

レンデックスでは、投資家申請時に投資経験を確認しており、この投資経験の有無が一つの審査基準となってきます。全く投資経験のない方は、投資の仕組みを知らず利益がどのように出るのか、また損失の量や投資を把握してないことがあるからです。

レンデックスの投資家審査を通過するには、過去に株式やFXなど何らかの投資経験があることが望ましい、と言えるでしょう。

ただし、投資経験がなければ必ずしも審査にはじかれてしまう、というわけではありません。投資経験があると偽ったり、誤った情報で申請したりするのではなく、事実の情報で申請するように注意しましょう。

4-3.投資は生活の余剰金で行うことが望まれる

レンデックスの投資家情報入力の際には、年収や投資の目的、勤務先、投資資金の性格を確認されます。投資は生活費以外の余剰金で行うものであり、生活費を削ってまで投資をしてしまうと本人の生活が成り立たなくなってしまう可能性があります。

運用資金が生活費を削って捻出されているような状況は、元本保証のないソーシャルレンディングでの運用に適していません。生活費と投資に回すお金を分別して管理しているのか、また投資のための十分な収入があるのかを審査されます。

4-4.その他、口座開設ができないケース

その他、投資家適性審査以外にも、いくつか口座開設に対して条件が設定されています。それは以下のような条件です。

  • 外国の重要な公人もしくはその親族ではないこと
  • 年齢が20歳未満、75歳以上でないこと

レンデックスの投資家口座の年齢条件は20歳から75歳までとなっています。19歳以下の方は口座開設ができません。一方で75歳以上の方は、投資家口座が開設できるケースもあります。高齢の方で口座を開設したい場合は、メールで問い合わせてみると良いでしょう。

まとめ

レンデックスの口座開設はeKYCによる本人確認と、郵送確認の二つの方法で口座開設が可能です。eKYCは即日口座開設が可能であり、投資したいファンドがあったとき、すぐ投資できるメリットがあります。

ただし、スマートフォンがないと口座開設できないので、スマートフォンを持ってない方や古いスマートフォンしかない方は郵送確認を申し込むと良いでしょう。

また投資家適性審査として過去の投資経験や、投資資金の性格、収入に関する質問が実施されます。投資の知識があり、また生活費以外に投資に回せるだけのお金があるという条件を満たしている方は、レンデックスの投資家適正審査を通過できる可能性が高くなるので、口座開設申請を検討してみると良いでしょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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