口座開設の早い不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディングは?

ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングに投資する時には、投資家登録を行う必要があります。

しかし、投資家登録を行うには一定の期間が必要であり、人気の先着順案件などでは投資機会を逃してしまうケースも少なくありませんでした。

このような状況を受け、最近では一部のソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングにおいて、より迅速に口座開設ができるような動きが見られます。

そこで本記事では、本人確認ハガキなどの作業が不要であり、迅速に口座を開設できるソーシャルレンディングと、不動産投資型クラウドファンディングをご紹介します。

目次

  1. 迅速な口座開設に関する情報技術
    1-1.迅速な口座開設によるメリット
  2. 口座開設が迅速にできるソーシャルレンディング
    2-1.オーナーズブック(OwnersBook)
  3. 口座開設が迅速にできる不動産投資型クラウドファンディング
    3-1.CREAL
  4. まとめ

1.迅速な口座開設に関する情報技術

従来のソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングでは、投資家登録を行う人の住所を確認するために、ハガキを発送し、そのハガキの受け取りや、ハガキに記載されているパスワードなどの入力をもって、投資家の住所確認を完了していました。

しかし、このような住所確認の作業を不要にして、オンライン上で本人確認を実施して口座開設ができるようになっています。

そのために技術導入されているのが、株式会社Liquid(ELEMENTSグループ)のオンライン確認システム「LIQUID eKYC」や株式会社TRUSTDOCKの「TRUSTDOCK」という本人確認APIなどです。

「LIQUID eKYC」は、犯罪収益移転防止法施行規則(2018年11月30日施行)に基づき、オンラインで本人確認を完結するeKYC(施行規則6条1項1号ホ)に対応しています。

スマートフォンで免許証などの写真付き本人確認書類とその場で撮影した容貌(顔)を照合することで、その場で本人確認が可能になります。この技術の導入により、投資家登録における本人確認作業をネット上で行うことで、最短10分にまで短縮することが可能になっています。 

1-1.迅速な口座開設によるメリット

すぐに口座開設ができるメリットとして、投資した案件を逃さず投資できることが挙げられます。

例えば、ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングでは、案件の募集の1~3日に、投資家に告知メールが送られてくることがあります。

このような案件情報を見て投資したいと思っても、メール告知の翌日からの募集では、口座の開設が完了しないために、せっかく投資を検討する案件があっても、募集が終了してしまう可能性があります。

1~2日程度で投資家登録が完了するようになれば、投資したい案件の情報を見てからの口座開設でも間に合い、投資できるようになるメリットがあると言えるでしょう。

2.口座開設が迅速にできるソーシャルレンディング

では、具体的に短時間で口座開設できるソーシャルレンディングを見て行きましょう。

2-1.オーナーズブック(OwnersBook)

オーナーズブックオーナーズブック(OwnersBook)は東証マザーズ上場企業100%子会社のロードスターインベストメンツ株式会社が運営する、不動産案件を専門に取り扱うソーシャルレンディングです。オーナーズブックでは、先に挙げたLIQUID eKYCを導入することにより短時間での投資家登録を可能としています。

従来は、審査後に投資家の自宅へハガキを発送する作業が必要でしたが、「スマホでクイック本人確認」という、「LIQUID eKYC」の技術を導入したシステムを利用することで、ネット上で本人と免許証の写真の照合を行うことができるようになりました。

これにより、本人確認ハガキの発送が不要となり、投資家登録完了までに必要な時間が約3営業日程度まで短縮されています。

【関連記事】オーナーズブック(OwnersBook)の評判・口コミ・口座開設

3.口座開設が迅速にできる不動産投資型クラウドファンディング

不動産投資型クラウドファンディングの中にも、ハガキ発送を省略することで、短時間で投資家登録が完了するサービスがあります。それぞれ見て行きましょう。

3-1.CREAL

ESG不動産投資クラウドファンディング「CREAL」株式会社ブリッジシーキャピタルが運営する不動産投資型クラウドファンディング、CREALでも、「LIQUID eKYC」を使うことで、わずか10分で本人確認が終了するシステムを導入しています。

CREALでは2020年3月からこの技術を導入し、スマートフォンで投資家登録を行う際に、本人確認書類のアップロードと自分の顔撮影を同時に行うことで、10分ほどですべての情報をチェック可能になっています。

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まとめ

様々な情報テクノロジーの発展により、ソーシャルレンディング、そして不動産投資型クラウドファンディングの会員登録に要する時間も徐々に短縮されつつあります。

2021年1月時点では、まだ数は多くないものの、今後他のサービスにも普及し、短い時間で投資家登録ができるようになることが期待されます。

また、投資家登録者が増えることで案件の供給も積極的に行われるようになり、投資家は様々な案件から自身に合った投資対象を選択できるようになる可能性もあると言えます。ソーシャルレンディング、不動産投資型クラウドファンディング各社のシステム面の刷新にも注目してみましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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