インターネット広告を「興味がないのに見せられている」と感じてしまうことはないだろうか。一般社団法人日本インタラクティブ広告協会の「2020年インターネット広告に関するユーザー意識調査」では、自分自身に必要のない広告が希望しないタイミングで表示されるため、その広告を敬遠したくなるという意識が明らかになった。株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」の新規案件「ユーザーに最新のオトク体験を!事業者に価格破壊の衝撃を!“1クリック10円”の広告革命【なうモール】」は、ネット広告の課題へのソリューション事業が対象。株式発行者はワールドオブザマーキュリー株式会社、エンジェル税制適用確認企業(タイプB)。目標募集額1702万8千円上限応募額4999万5千円。投資は1口9万9000円(3株)、1人5口まで。募集期間は8月7日から13日まで。
同社は、消費者が必要としていない広告を「見せられている」という広告主主体のビジネスモデルを「消費者は広告に嫌悪感を抱いてしまい、かえって購買意欲を低減させてしまうリスクが高い」と課題視する。2014年からニュースレターをはじめとする「紙」を使った情報配信サービス、特にライティングサービスを提供していたが、事業シナジーと発行者の発展・成長を目的に「なうモール」という新しいインターネット広告サービス開始に向けて準備を進めている。
なうモールは、企業のインターネット広告の中でも、「今だけのキャンペーン」や「期間限定イベント」など、旬の広告のみを集結させたウェブメディア。「今だけ」の「オトクな」情報を自ら探しにくる購買活動の見込み顧客が、サービスを通して直接企業の広告へ流入することを狙う。広告主に対する掲載手数料等はなく、消費者の1クリックに対して10円を支払ってもらう「クリック課金」のみのシンプルなビジネスモデル。
24年9月期(2023年後半)のローンチを目指しており、まずはメディア上でのPR活動に注力し、将来的には海外展開を視野に消費者が日常的に利用する情報プラットフォームとしての認知拡大を図る。ローンチ後も、ユーザーの声を聞きながら機能拡充やアップデートを都度行い、ユーザーフレンドリーで質の高いサービスを担保できるよう注力したい考えだ。
ローンチ段階ではチェーン店など、予約だけで既に約120事業者の利用を予定している。これまでの実績から生まれたネットワークや、弊社のサポートをしているブルーアライアンス株式会社の運営する全国優良中小企業ネットワーク、同ネットワーク加盟のPR会社、広告会社による広報活動等の協力の下、出稿事業者を拡大していく。KPIでは、28年までになうモールの年間利用者数250万人規模とする。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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