株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で7月29日、新規案件「離職率防止はメンタルケアにあり!表情を自動解析しストレス指数をデータ化。社員の健康管理は『SASSURU』で」が公開された。株式発行者の株式会社IYASUは、従業員のメンタルヘルス対策(心の健康確保対策)を、カメラの画像解析技術によって心拍数などを自動で数値化、ストレス状態を客観的データで把握可能にし、最適なケア提案をするサービスを開発している。エンジェル税制適用確認企業(タイプA)。目標募集額1008万円、上限応募額3024万円で投資は1口9万円(5株)、1人5口まで。募集期間は8月6日〜12日。
日本の会社員の約2人に1人がメンタル不調を抱えていると言われる中、現在のメンタルヘルス対策は、問診や一律的な動画の閲覧といった定性的な対策が主流。これに対し、同社が開発した健康管理クラウド型システム「SASSURU(サッスル)」は、社員の顔をカメラで撮影し、独自アルゴリズムによって心拍数などを解析、生産性・ストレス指数・疲労指数などの心身状態を数値化し、ストレス状態を客観的データでわかりやすく把握・管理可能にする。さらに、個人の状態に応じた最適なケア提案によって、効果的なメンタルヘルス対策を実現するというもの。
強みは、理学療法士として臨床経験が豊富なトップと、メンタルクリニック理事長の顧問ドクターをはじめとした自社研究チームの開発力。今後は社会で高齢化が進むことや、予防医療、テクノロジーの進化によりヘルスケア産業は将来も市場の成長が見込まれると考え、現代の社会人がより働きやすい環境の構築を目指す。また、将来は学習塾や学校などの教育現場への導入も視野に入れる。
また、同システムで収集したメンタルヘルスデータをビッグデータとして活用したビジネス展開も可能としている。例えば、ビッグデータやAIテクノロジーを用いた人事領域サービスやツールを提供するHRテック企業(テクノロジーを用いた人事管理、採用などのサービスや技術)や、保険会社の保険料率にメンタルヘルスデータを活用するといった応用方法を挙げている。
今年はプロトタイプのUI/UX改善を行い、テスト期間を経て11月のローンチを目指す。また、専用デバイスに依存しないアプリ型の自動解析システムも年内に開発する。今後5年で21.6万人以上への導入を計画している。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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