“水道水がガラスに化ける”コーティング・洗浄技術でIPO目指すベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ

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〈世界26カ国、336拠点でサービス展開〉水道水がガラスに化ける!新世代のコーティング・洗浄技術であらゆるモノの美しさと寿命を守る「システムブレイン」

株式会社日本クラウドキャピタルは1月13日、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で320号案件「水道水がガラスに化ける!新世代のコーティング・洗浄技術であらゆるモノの美しさと寿命を守る『システムブレイン』」の情報を公開した。新株予約権型で、資金調達を行うのは株式会社システムブレイン。通常の水道水を、セラミックを含んだ装置を通して散布するだけでガラスコーティングを施すことができる独自の技術を開発、事業展開している。目標募集額は2502万円、上限応募額9999万円で、株式投資型CFの1年間の募集上限(1億円未満)を狙う。投資申込は1口9万円、1人5口までとし、申込期間は1月20日〜22日。

“水道水がガラスに化ける”というのは、気鋭のベンチャーが資金調達に挑むファンディーノの中でもとりわけ目を引くプロジェクト名だ。システムブレイン社は、自動車や建物などのコーティングにおける機器の販売を手掛けている。オリジナル製品「ナノシャイン」は、天然鉱石からナノレベルの液体ガラスをコーティング水として抽出、塗布することで、汚れが付着しにくいガラス被膜を作成する。

一般的なガラスコーティングの被膜は100ミクロン~300ミクロン(1000分の1ミリ)なのに比べ、同社のガラスコーティングは20〜60ナノメートル(100万分の1ミリ)程度。車体の動く部分に必要だったマスキングなどの作業も不要で、車体全体にガラスコーティングを施すことが可能。乾きも速く、作業時間は従来のガラスコーティングの約1/3に短縮できるとしている。化学薬品が一切含まれないため、環境への低負荷もアピールポイントだ。

この技術を応用して「ナノ・メンテSB工法」という独自の洗浄技術を使ったサービス「ナノ・メンテ」も提供している。食品添加物レベルの原材料を用い、従来の洗浄では除去しにくかったカビ、雨じみ、錆などには抜群の効果を発揮し、頑固な汚れも除去できる。

今後は、ビジネスマネジメントとサービス向上を目的に専用アプリを開発し、新たなビジネスを展開。5年以内の上場を目指す。現在、世界26ヶ国に代理店を持ち、国内外にさらに事業を拡大するため、同社や代理店の責任者がサービスの質や勤怠状況などを一元管理するシステムを構築する考え。国内で提供する装置レンタルや従量課金のビジネスモデルの海外展開を図っていく。

「技術の開発当初は、水を掛けるだけでコーティングができるのを信じてもらえなかった。世間に効果を知らしめ、ブランドイメージを確立するために高級自動車でのコーティング・サービスで実績を積んできた。昨今はバス、電車、飛行機、メガソーラーシステムなどの大型受注が実現している」と同社は手ごたえを語る。飛躍的な成長を図るため、株式公開に意欲を見せる。2022年に国内営業・施工体制を確立し、2026年までにナノシャイン事業累計契約台数124台を獲得、同年のIPO、売上高約24億円を想定する。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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