中古スマホのマーケットプレイスで持続可能な社会を。運営会社がFUNDINNOで株主募集へ

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「家にあるけど、使ってない」。2023年1.7億台超えの中古スマホの”循環”目指すマーケットプレイス「SEKASUMA」

中古スマートフォンの売買プラットフォーム「SEKASUMA(セカスマ)」を運用すスタートアップ企業、セカスマ株式会社は、株式投資型クラウドファンディングサービス(CF)「FUNDINNO(ファンディーノ)」で7月5日から9日まで、募集による投資申込みの受付を行う。新株予約権型で目標募集額1008万円、上限応募額4032万円。1口9万円、上限は1人5口。資金調達により、セカスマの機能拡充やSEO、SNS施策、UI/UXの改善などを行う。

同社は、セカスマに先行してスマホ修理事業者紹介サイト「REPAIRMAN」を運営、ここで培った中古スマホの整備知識、出品企業選定の“目利き力”を背景に、安心で安全なBtoBtoCサービスとしてセカスマを運用していこうとしている。契約締結企業である株式会社CODから2000台を超える商品の出品を確保し、今年3月にβ版がスタート。10月に本格的にリリースする予定。常時、安定した商品数の確保や、仕入れを行わない管理コストを抑えた仕組みを構築し、またウェブマーケティングを駆使して中古スマホの二次流通を確立、将来は個人間取引のCtoC領域に展開し、SNS「TikTok」をチャネルとして活用、売買を可能とすることで若い世代の取り込みを図る。

セカスマのビジネスモデル

「スマホの二次流通市場を拡大させ、持続可能な社会を促進していきたい。まだ使用できるスマホを資源循環の素材として活用しないことは資源の浪費」と同社。現状、旧製品の多くは自宅に保管されたままの状況で、こうした死蔵スマホは2023年には累計で1.7億台に及ぶと推測されている。

「循環型経済への移行の必要性が認識されていながら、中古スマホは圧倒的な供給不足。SIMフリーとなって買い取り業者は増えているが、使わなくなったスマホを自宅に保管しておく消費者が多い。セカスマでスマホの二次流通市場を活性化させ、資源循環の素材として活用したい。スマホの中古市場にはビジネスチャンスがあり、商品確保の安定性と消費者の信用を得るためのルール整備がなされれば、二次流通市場の拡大は可能」と同社は訴える。

今後は、中古電子機器売買の流通総額で業界No.1を目指し、さらに「Used by Japanese」をブランド化、香港や東南アジアへの海外展開を推進する考え。29年には年間合計売買取引数約55万台を計画する。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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