日本球界の変革と沖縄の地域振興を目指す。独立球団「琉球ブルーオーシャンズ」運営会社がFUNDINNOで株主募集へ

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〈ファン株主500人超〉元NPB有名選手率いる沖縄初のプロ野球チーム!2023年の台湾プロ野球リーグ参入を目指す「琉球ブルーオーシャンズ」

沖縄県初の独立プロ野球球団「琉球ブルーオーシャンズ」を運営する株式会社BASE沖縄野球球団は11月10日、2023年からの台湾プロ野球(CPBL)参入に向け交渉を行うと公表、資金調達のため株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」を利用することを明らかにした。目標募集額1665万円、上限応募額4680万円で募集期間は11月14日から16日。申し込みは1口9万円、1人5口まで。

琉球ブルーオーシャンズは、沖縄県の地域振興と日本の野球界に新しい変化を起こすことを目指して2019年7月に立ち上げた。これまでの企業保有型のチーム運営ではなく、スポンサーシップとファンによるチケット・グッズ購入費で運営が可能な欧米式のチーム運営を志向している。

沖縄県初の独立プロ野球球団「琉球ブルーオーシャンズ」

目下、沖縄の立地を活かして日本の若手選手の活躍の場を広げるため、台湾の野球リーグ「中華職業棒球大聯盟」への参入に向け準備を進めている。同球団を県民のチームとして育て、企業の協賛で運営費を賄いながら、スポンサー企業・沖縄県民・選手など、すべての関係者にメリットのある新たなスポーツビジネスの構築を目指す。

琉球ブルーオーシャンズスポンサー企業

認知度拡大のため、子供向けの野球教室の開催や、地域のお祭りへの参加、警察署の啓蒙活動への協力、行政イベントなどの地域活動に積極的に携わっている。また、SNSで親しみやすい発信を行っており、チームのTwitterはすでに1.9万人のフォロワーを獲得している(2021年11月現在)。

最初は台湾リーグへ参入し、球団の選手育成力を高めることで、世界各国のナショナルリーグに移籍していく選手を輩出したい考え。2球団運営の構想も描く。1球団は台湾リーグで、もう1球団はアジアでの活動実績を持ってNPBでの活動を行う形を想定する。IPOは2024年、売上高17億円を掲げる。なお、新株予約権者優待として、獲得選手リクエスト投票権や観戦チケット割引、食事会の招待などを予定。

ファンディーノで資金を調達したスポーツ分野の企業に、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社がある。沖縄県で同名の卓球チームを運営しており、19年12月にファンディーノに登場。その後、東京証券取引所のTOKYO PRO Marketで上場が承認され、プロスポーツ運営会社として、また株式投資型CFで資金調達を行った企業として初の上場として話題となった。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
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