AI×オペレーターで国内約17万の診療所をDX、病院窓口向けシステムの開発企業がFUNDINNOで資金調達

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診察予約から支払いまでスマホで完結!〈AI×オペレーター〉で全世代の患者が利用できるインターフェイスを創り国内約17万の診療所をDX

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、新規案件「診察予約から支払いまでスマホで完結!〈AI×オペレーター〉で全世代の患者が利用できるインターフェイスを創り国内約17万の診療所をDX」の情報が公開された。株式発行者のRoleBank株式会社は開業医や中小規模の病院(診療所)向けに、窓口業務をオンライン上で自動化させる「外来アシスタント・システム」を開発するベンチャー。募集期間は5月20日から22日、目標募集額1602万円、上限応募額2700万円。投資金額は1口9万円(1万円×9株)、1人5口まで。

RoleBankの外来アシスタント・システムサービスは、診療所で治療を受ける際、診療所への問い合わせや予約、問診票の記入、当日の受付や決済までをスマートフォン上のAI(人工知能)テキストチャットとの対話に置き換える。これにより、病院での待ち時間や対人での窓口業務を削減することが可能になる。

開業医や中小規模の病院(以降、診療所)向けに、窓口業務をオンライン上で自動化させる「外来アシスタント・システム」

最大の特徴は、高齢者でも利用可能なUI/UXにしている点。スマートフォンやパソコンを扱えない高齢者には、専任のテレフォンオペレーターがAIチャット上の操作を代行。また、どの診療所の業務フローにも対応するよう、チャットシナリオは診療所側で簡単にカスタマイズできるように設定しており、システムの汎用性を高めていることも強みの一つだ。

どの診療所の業務フローにも対応

社長の布目勝也氏は、経営者として保険調剤薬局の運営会社を3社設立し運営を行う。東証プライム上場のファーマライズホールディングス株式会社で執行役員経営戦略本部長として新規プロジェクトとシステム開発、M&A部門の責任者として従事した経歴を持つ。今回の資金調達で「医療のデジタルシフトを進め、診療所と通院患者の双方が抱える課題を解決し、人々のQOLの向上に貢献していく。今後はオンライン診療にも参入し、対面でもオンラインでも同様な手続きで診療に繋がる受診体験を向上させたい」という理念を掲げる。

厚生労働省によると、日本には一般診療所が約10万件、一般歯科診療所が約7万件、合計約17万件の診療所がある。各診療所は、それぞれが独自の窓口業務のフローを持っており、一律のシステム化では導入や効率化が難しいと考えられてきたが、同社は外来アシスタント・システムの導入を推奨し、2025年度内にこの市場の約3%(約5000施設)のマーケットシェア獲得を目指す。マイルストーンは2026年にIPO、売上高約58億円を想定する。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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