株式会社ロボット応用ジャパンは株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で4月12日午後7時半から投資申込みの募集を開始する。ロボット応用ジャパンは中小企業の生産ラインに必要な自動化システム(FA)の企画設計、導入、アフターフォローまで一貫して手掛けており、ファンディーノでは3回目の資金調達となる。目標募集額990万円、上限応募額4840万円。プロジェクト名は「〈黒字化達成〉スマート工場への変革支援で”満足度1位”。60社以上の先進技術を集約する引き合い多数の『ロボット応用ジャパン』」が第5次産業革命の実現へ」。
同社はIT領域とFAを融合させた独自システムが収益面の大きな柱。ほかにもFA機器単体の販売や、ロボットコンサルティング業務なども展開する。現在のパートナー数は全国67社。40種類以上の用途に対応でき、自動化に成功した案件数は累計160以上となっている。
2020年はほぼパートナー企業のシステムを用いて顧客にFAを提供していたが、現在では約半数に自社システムを用いている。自社システムは、画像処理技術や印字装置や組み立て装置など需要の多いシステムを中心に開発を進めており、特許も取得。また、古物商の許可を活用し、仕入れた中古ロボットから必要な部材を再利用し、新しいロボット装置の製作にも取り組む。
一方、受注は増えたが、ファンディーノでの2回目の募集時に掲げた売上およびKPIの計画は、内製システムの開発など、技術の土台作りに注力したことで未達になった。今後は、仕上げた土台を武器に営業力を強化することで売上計画を着実に進行していく計画。複数のチャネルを活用し認知拡大と新規案件の獲得を目指し、需要拡大中の中国への進出も計画している。2031年には自動化およびICTシステムの納品数350件を目標とする。
投資申込みは、1口11万円(1株)、1人44万円(4株)が上限。特定投資家口座からは、さらに110万円(10株)、220万円(20株)、330万円(30株)、440万円(40株)、550万円(50株)、1100万円(100株)の6コースで申込みできる。
同社はエンジェル税制タイプB適用企業。株主優待として、技能体験としてロボットティーチング、機械設計、電気配線、ラダープログラム、画像処理、ロボット装置の技能体験、理解する為の実機仕組み体験、その他気になるものづくり技術の体験(すべて2時間)を提供する。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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