レンタル収納のシェアリングサービス「モノオク」を展開するモノオク株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で8月22日から新株予約権型による投資申し込みの受付を開始する。プロジェクト名は「〈複数VC出資〉2.4兆円超シェアリングエコノミー市場に新星!空きスペース0.5畳~副収入、物の置き場に困ったらレンタル収納シェア『モノオク』」、目標募集額3897万円、上限応募額8001万円。投資は1口9万円、1人5口まで。申し込み期間は26日まで。
モノオクは、引っ越しや長期留学、自宅リノベーションなどの理由から収納・保管に困る荷物を預けたい人と、空いたスペースをレンタル収納として提供したい人をマッチングするシェアリングサービス。現在、登録されているスペースの約半数が東京・千葉・埼玉・神奈川などの首都圏で、さらに大阪・福岡などの地方都市にも展開中。スペースを提供する「ホスト」はスペースの広さに応じた収益を上げることが可能で、月に約10万円の利益を上げるホストもいるという。
活用のメリットは、0.5畳あたり月額約3,000円から、1畳あたり月額平均約6000円からと低コストであること、さらに期間や開始日などホストとの交渉次第で様々な利用ニーズを叶えることができる。また、「探す」「申し込む」「相談」「決済」までの一連のプロセスがスマホで簡単に行え、物の紛失や破損に備え保険にも加入していることから、ゲストとホスト間のトラブル回避にも対策を施している。
流通総額は2018年3月のリリースから右肩上がりで増加中。取扱い荷物は生ものや危険物を除いて、ゴルフバッグ、釣り具、自転車などの趣味に要する物から家具、家電、服、本など幅広く対応する。
同社は個人宅の空きスペースを資産と捉え、物の売買や貸し借り、さらに処分や配送用途にまで展開できると考えており、空きスペースを活用した事業の多角化を目指す。実際にブックオフコーポレーション株式会社が手掛ける宅配買取サービスと連携し、期間限定で「モノオク」のゲストが処分に困っている物を買い取るキャンペーンを行った実績もある。
また、ホストが「モノオク」を利用して得た収益データを基に中古の戸建てやマンションをより高額で販売できるような不動産価値の創出や、中長期的には社会問題化している空き家問題にも取り組んでいく。2028年までに稼働数約4.7万件を計画している。
新株予約権者優待として、新株予約権9個以上を保有する投資家に、ゲストに対するモノオクへの手数料(スペース利用料の10%)を無料とする。申し込み方法は、同社サービスサイトで使えるクーポンコードを入力する。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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