株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「声から僅か“6秒”で個性や適性、うつ病リスクや恋愛傾向まで分析可能。理論と1万人以上の統計データから成る<声の分析システム>」が公開された。株式発行者の株式会社ライフスタイルマネジメントは、声紋で個性診断ができる「声の分析システム」を活用した人事コンサルティング業を行うベンチャーで、エンジェル税制適用確認企業(タイプB)。目標募集額は1200万円、上限応募額2千万円。投資は1口10万円 (125株)で、上限は1人5口、特定投資家口座からは500万円 (6250株)まで申し込み可能。募集期間は10月12日から16日。
声の分析システムは、声には心と身体の状態が反映されるという特性を利用し、わずか6秒で、その人の強み・弱み・モチベーションアップ方法・ストレス耐性などの個性がわかるとしている。自分の名前を言った時の声の周波数を3層12色の色の分布に変換し、心理学的な解釈を基に個性を資質・習慣・思考の3つの領域で特性を可視化する。結果を「リーダータイプ」「営業接客タイプ」といった13種類のタイプに分け、ストレス具合も確認。さらに、分析結果を自動でレポートに出力し、個性診断の結果をわかりやすく可視化する。
従来のチェックシートなどではわかりにくかった「個性」の把握や、各種療法やメソッドの実施後の変化の把握、モニタリングに活用できるのが特徴。企業での採用・人材育成・メンタルケアをはじめ、病院における患者のカウンセリング、大学における就活支援ツールなどにも利用でき、臨床心理士・薬局薬剤師・産業医・キャリアコンサルタントなどの個人の専門家への販売・導入実績もある。
同社は共同開発パートナーと2016年の初期版を開発、2020年のリニューアルを経て、オンプレミス型(自社で用意したサーバへソフトウェアをインストールし、利用する形態)で1本80万円(税別)で販売中。また、スマートフォンで録音した音声を送ってもらい同社で分析するサービス、人事セミナーやコンサルティングなども展開している。
今後は、クラウド型システムを開発、Web-API(プログラムの一部機能を、外部のプログラムでも利用できるよう共有する仕組み)を活用してさまざまな企業と協業することで販路を拡大、サブスクリプションモデルでマネタイズしていく計画。現在は凸版印刷株式会社の21年度オープンイノベーションプログラムにより、同社との共同サービス開発を進行中。ほか、教育ソリューション系サービスの協業や、婚活市場へのサービス展開も予定している。
22年にクラウド型システムの開発、それを使ったHRシステムや教育システムの構築を目指す。さらに、29年までに累計クライアント数(HRtech系)340社以上の獲得を目標としている。
株主優待として、声の分析システムに基づいた診断結果を無料で提供する。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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