乳酸菌の新たな可能性を探索する北海道大学発ベンチャー、FUNDINNOで資金調達へ

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北大発認定ベンチャーがまだ見ぬ”乳酸菌”探索へ!研究20年にわたる取締役の技術を支えるプロ集団「LABバイオテック」

株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で11月17日、「北大発認定ベンチャーがまだ見ぬ”乳酸菌”探索へ!研究20年にわたる取締役の技術を支えるプロ集団『LABバイオテック』」の情報が公開された。新株予約権型で目標募集額2502万円、上限応募額9999万円。投資は個人が1口9万円 (9個)~45万円(45個)、特定投資家口座からは90万円 (90個)から1620万円 (1620個)まで申し込みできる。

新株予約権を発行する株式会社LABバイオテックは札幌市で2020年に設立したベンチャー企業。研究開発のベースは北海道大学遺伝子病制御研究所。植物や発酵食品や土壌などから取り出した乳酸菌について、菌の同定(生物学の分類上の所属を決定すること)や、人体への効果とメカニズムの解明を行っている。

また、受託事業として他社の乳酸菌の機能性評価や共同研究・開発なども実施するほか、自社商品「クラーク乳酸菌」シリーズの開発と販売や「ふるさと乳酸菌」プロジェクト、発行者が推奨する他社乳酸菌の原料販売も手がけており、食品メーカーなどを対象としたBtoBビジネスとして展開中。「乳酸菌と疾病のライブラリー」も独自に作成しており、今後はロイヤリティ収益の拡大にも力を入れていくという。

乳酸菌は一般にも健康に良いイメージが浸透しているが、同社は「乳酸菌免疫や腸活のほかにまだまだ知られていない機能を持っている。今回の資金調達で、研究開発を加速させるための優秀な研究者を確保し乳酸菌研究のプロ集団をつくることに充てたい」と、研究による探求と事業化に意欲を見せる。

事業化にあたり、メインターゲットは、健康管理に役立つサプリメントや機能性食品などを扱う食品メーカーや健康食品メーカー。販路拡大では、営業部門の採用も強化していく考えで、現在は展示会などでネットワークづくりや営業顧問の持つ人脈などを中心に営業活動を行っている。マネタイズは、受託開発も含めた研究開発収益、自社製品の販売収益、特許を取得した乳酸菌によるロイヤリティ収益(特許権や商標権などの権利の使用料)の3つを軸に進めていく。

新株予約権優待として、同社のクラーク乳酸菌入りの商品を提供する。23年2月期は、北海道のショコラ専門店「ショコラティエ マサール」のチョコレート。

※画像は開発段階のもの

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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