次世代通信規格「LPWA」をプラットフォーム化するInnovation Farm社がファンディーノで2度目の株式投資型CF

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【第2回】〈前期売上高約2.47億円、売上高成長率約708%、黒字化〉激遅で超ハイテク。次世代通信規格″LPWA″をプラットフォーム化し、社会インフラをIoTで守る!

Innovation Farm株式会社は、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で12月19日、募集による投資申込みの受付を開始する。Innovation Farm社はIoTデバイスの開発、通信、制御を1つのプラットフォームで行える仕組みの提供と、プラットフォームを活用したIoTサービスの開発・提供を行なっており、ファンディーノでの募集は2019年9月に続く2回目。前回は目標募集額2500万円で成約、今回は目標募集額2230万円、上限応募額は8900万円に設定。投資金額と株数は1口10万円(5株)から、1人5口まで。申込み期限は21日。

同社のプラットフォームおよびサービスは、LPWA(Low Power Wide Area、特定小電力無線)という省電力かつ広範囲にデータを送受信できる通信規格を用いている。LPWAの通信速度は数kbpsから数百kbps程度と携帯電話システムと比較して低速だが、一般的な電池で数年から数十年にわたって運用可能な省電力性や、数kmから数10kmもの通信が可能な広域性を有している。

IoT Farm

同社は複数のLPWAを1つのデバイスで制御可能にし、低コストで短期間でのIoTデバイスの開発を可能にする仕組みの構築に取り組んでおり、発行者の技術や取り組みは、公益財団法人東京都中小企業振興公社の事業可能性評価事業で「事業可能性十分あり」と評価された。

前回のファンディーノでの資金調達以降、「IoT Farm」のサービス化が進み、同プラットフォームを活用した開発案件を着実に伸ばし、結果、前期(2021年6月期)は約2.47億円の売上で着地、事業計画比約91%増、前々期比約708%の売上高成長率を達成した。また、プラットフォームを活用した自社サービスにおいて特許を取得。

今後は、LPガスの検針サービスにおいて自社で認可を取得してのサービス展開を目指す。このIoT Farmをさらに加速させることで、IoTの利活用を促進させ、社会の効率化、省人化を実現したいとしている。2025年までにプラットフォーム事業デバイス累計設置台数29万台以上を計画。同年の売上高約30億円達成とIPOを目指す。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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