1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は4月15日、株式会社フェイスネットワークの子会社であるFaithファンズ合同会社との業務提携契約を締結したと発表した。
フェイスネットワークは2001年設立の東証マザーズ上場企業で、東京都の世田谷・目黒・渋谷の城南3区エリアに特化した新築一棟マンションプロジェクト事業を展開している。中でも独自のマンションブランド「GranDuo(グランデュオ)」は 城南3区エリアでの新築一棟RCマンション竣工棟数は業界トップ(株式会社建設データバンク調べ、2019年4月現在)。 同地区に特化していることで得られる豊富な土地の情報に加え、地盤に高低差がある土地や狭小地での物件開発ノウハウを強みとする。
フェイスネットワーク社は独自の不動産小口化商品を提供している。2018年11月に募集開始した「Grand Funding(グランファンディング)」は城南3区を中心としたRC一棟不動産での小口投資化商品だ。今後はファンズでの取り組みを通じ、1円という少額から顧客が不動産関連投資に取り組める機会を提供するとともに、自社ブランドの認知度向上を目指す。
ファンズは、個人が1円から上場企業グループへ貸付投資ができるオンラインプラットフォーム。 これまで上場企業を中心とした11社が組成する約20のファンドを募集し、 分配遅延・貸し倒れは0件(20年4月現在)。 ファンドの利回りは年率3.0%(予定/税引前)前後のものが中心で、「ミドルリスク・ミドルリターン」の金融商品として多くの個人投資家から支持され、 サービス開始から約1年で会員登録2万人を突破している。
ファンズに参加して資金調達を行う企業は、原則として上場企業限定。 上場していても同社の定めた財務状況や事業計画などについての審査を通過していることが条件となる。19年からは「Funds優待」を投資家に付与、 割引サービスや投資家限定の試食イベントに招待するなど、投資家との関係構築「FinCommunity(フィンコミュニティ)」にも積極的に取り組んでいる。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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