先週末NY市場でダウは続伸、各国で新型コロナのワクチンについて前向きな報道が増えるなか、米国で近くロックダウンが解除され、経済活動再開が始まると観測が好感され、ダウは前日比704ドル高で終えている。
原油先物が18年ぶり安値近辺であることや中国GDPがマイナスなど悪材料もあったことで、BTC/JPYの上値を押さえこんでいると思われ、80万台到達には力不足であったようだ。高値の目途は土曜日につけた78万4千、上抜けると4/9の80万9千が次なるターゲット。下値のメドは土曜日の75万4千、下抜けると、4/16の70万が次なるターゲット。
デジタル人民元の報道と半減期の期待により大きく崩れなかったBTCは直近の高値圏であるため、ポジション調整には引き続きご注意。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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