特殊カテーテルとバルーン型止血器で世界へ挑む。医療機器開発のダイリンがFUNDINNOで2回目のCF

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【第2回】「カテーテル開発」「累計200万個販売の止血器」を武器に世界へ挑む!医療機器開発のプロフェッショナル集団〈DAIRIN〉

医療機器メーカーのダイリン株式会社は、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2022年1月6日から募集による投資申し込みの受付を開始する。ファンディーノでは21年4月に続き2回目の募集で、前回は上限応募金額6012万円。今回は新株予約権型で目標募集額801万円、上限応募額3204万円、投資金額は1口9万円、1人5口まで。1月8日まで受け付ける。

ダイリン社が得意とする医療機器はカテーテルや止血器で、開発と製造ノウハウを活かした生産ソリューションの提供や医療を守るための防護システムの開発までを行う。現在の主力は、「特殊カテーテル」と「バルーン型止血器」で、形状を特殊にすることで、従来のカテーテルではできない操作を可能にし、穿刺部位周辺のみをバルーンで適正な圧にすることで素早く止血できる。

「特殊カテーテル」と「バルーン型止血器」

血液透析患者向けに作られた止血器は国内市場で意匠、特許共に登録済み。バルーン式止血器は200万個以上の販売実績がある。さらに、カテーテルの製造ノウハウを活かし、血管造影用カテーテルを効率よく成型できる装置も提供する。クリーンルーム事業も展開しており、クリーンブースおよび防護服用の技術を応用し、新たに組立式クリーンルームを開発した。

組立式クリーンルーム

開発は順調だったが、コロナ禍で医療機関に営業活動ができなかったため、事業計画面で進捗が1年ほど遅れている。2回目の資金調達にあたり、営業を加速化、海外展開も進めたい意向だ。止血器は23年を目途に北米市場へ展開する。また、現地法人を米国(カリフォルニア州)に設立し、アメリカの大手医療機器メーカーと事業提携する計画もある。カテーテル製造機器の販売でも現地の大手メーカーと連携することで、広域な海外販売を目指す。

マイルストーンは2027年のIPOを予定、売上高約17億円を想定。同年までにカテーテルの販売本数5.4万本を計画する。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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