1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は12月24日、株式会社三菱UFJ銀⾏を借り手とする「Money Canvasファンド#1」を公開した。募集金額1億円、予定運用期間約11ヶ月、予定利回り(年率・税引前)1%。投資申し込みは抽選募集(2021年12月24日~2022年1月4日午前10時)、先着募集(22年1月7日午後7時~2月14日午後3時)で受け付ける。元本償還方法は満期一括、最低成立金額1千万円。利益配当方法は年2回、担保無し・保証無しとなっている。
同ファンドは、三菱UFJ銀が同日リリースした資産形成をサポートする総合サービス「Money Canvas(マネーキャンバス)」でも商品概要が掲載される。シリーズファンドとして2022年2月上旬まで総額3億円の募集を予定する。
マネーキャンバスは、超高齢社会の現代において老後の生活資金に対する備えや、将来に向けた計画的な資産形成のサポートを目的としたサービス。ファンズ社は、投資初心者や高齢の方でも気軽に始められる金融商品として、19年1月のFundsリリース以来、1円から投資可能な円建て・予定利回り型の商品を提供してきた。今後は資産形成に誰もがより気軽に安心して取り組むことができる機会を提供するため、マネーキャンバスの正式リリースを記念した第1弾商品として今回のファンド公開に至ったと説明している。
Funds上での募集に加えてマネーキャンバスのサイトでもファンドの詳細情報を提供することで、双方のプラットフォームの価値向上を図る。
メガバンクが借り手となる融資型クラウドファンディング(CF)は国内で初めて。両社は今後、マネーキャンバスユーザーに向けた投資家限定ファンドや三菱UFJ銀以外の企業が借り手となるファンドの共同販売の実施など、ユーザーにメリットを提供できる取り組みを検討していく。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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