OMOセミパーソナルフィットネスジムで市場を攻める。運営ベンチャーがFUNDINNOで株主を募集

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株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2月8日、新株予約権型のプロジェクト「〈スタートアップ大賞〉複数の著名VC期待のMBA起業家。海外ユニコーンをロールモデルに、日本のフィットネス業界に風穴を開ける『ファノーヴァ』」の情報が公開された。予約権を発行する株式会社ファノーヴァは、OMO(Online Merges with Offline)のセミパーソナルフィットネスジムを展開しており、2024年に直営店の実績をもとにFC展開を計画している。目標募集額450万円、上限応募額5499万円。募集期間は2月11日午前10時〜2月21日まで。

ファノーヴァ社は、トレーナー1名で少人数を指導するOMOセミパーソナルフィットネスジム「FLATTE(フラッテ)」を展開している。OMOはオンラインとオフラインを融合した手法で、FLATTEはリアルの店舗とライブ配信のどちらでもレッスンに参加できる。

オンライン・オフウライン双方の弱点克服が可能

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

ターゲットは、ジム未経験者や、すぐに辞めてしまった経験を持つ「ライト層」で、マシンを使ったトレーニングにハードルを感じやすい20~40代の女性。普段運動をしない人でも、会員の目的に合わせた最適な自重トレーニングメニューを提供。パーソナル指導とOMOを組み合わせことで、ジムに通うプレッシャーの軽減やモチベーションの維持を図ろうとしている。

20~40代女性がターゲット
料金プランは、実店舗で受講できるレッスン回数に応じて月額5980円(税抜)から1万2000円(税抜)まで3種類。どのプランも、自宅で受けられるオンラインレッスンは無制限で受講可能。収益性では、キャッシュレスやペーパーレスなどで無駄の排除を徹底し、また、1対1の指導ではなく、一人のトレーナーが少人数に提供することでレッスン費用の価格を抑えている。

サブスクプランは3パターン

24時間営業や低価格を売りにしたフィットネスジムが増える中、同社は「始めることと続けることのハードルを下げた環境」を提供することでより多くの顧客を獲得し、収益モデルの構築を目指す。現在の店舗は駒沢、豪徳寺の2店。今年からFC展開を開始し、2025年は直営・FC同時展開による多店舗展開とコンテンツライセンス事業、EC/物販事業にも着手。2030年のIPOに向け、2027年に準備を開始、2031年に直営店の会員数約1万1000人を計画する。

新株予約権者優待として、FLATTE利用料金の割引、FC加盟料の割引の特典を提供する。投資申込みは1口9万円 (9個)、1人5口まで。特定投資家口座からは、さらに90万円コース (90個)~900万円 (900個)まで申込み可能。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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