中古の産業機械の売買をマッチング、オンラインマーケットプレイス運営企業がFUNDINNOで3度目の資金調達へ

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株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、新規案件「〈売上前期比6.5倍見込み〉中古の産業機械マーケットプレイス。アジア諸国まで展開加速していく『Ekuipp』」(募集期間11月1日〜15日)の情報が公開された。株式発行者のEkuipp株式会社は中古産業機械に特化したオンラインマーケットプレイス「Ekuipp(エクイップ)」を運営するベンチャーで、ファンディーノでは3回目の募集となる。前回の募集は2021年7月、2097万円を集め成約。今回は目標募集額495万円、上限応募額4032万円。

同社が運営するEkuippは、機械の売却を検討しているユーザーが掲載料・登録料なしで出品でき、買い手とマッチングできるマーケットプレイス。メーカーが販売する一次流通機械の本体価格は数十万〜数百万円で、零細・中小企業に購入のハードルが高い。Ekuippは、マーケットプレイスの開発を専門とするシンガポール企業のC2C PTE.LTD.と連携しながら、製造業に特化した独自機能を揃えており、売り手企業は、必要な業者選定や書類作成などが不要で、最短3分で出品が可能。一方、買い手企業は、動作や精度などメンテナンスされた機械を新品よりも安価に購入することができる。

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

ファンディーノで初めて資金調達した2020年以降、販売台数は東南アジアでの取引の好調によって23年1月期の目標333台を上回る約410台。今期は約680台を見込む。また、販売代理店の数は、2023年1月期の目標203社を達成した。さらに開拓するため、多数の金融機関や事業会社と連携したSaaS型ビジネスマッチングプラットフォームを活用し、地方金融機関との連携強化にも取り組む。

今後はAIプライシング機能の開発により適正な価格設定を推奨し、大型小型を問わず取扱い機械の拡充を図ることでマーケットプレイスの価値を強化していく計画。また、現在多く取引されている工作機械に加え、今後はプレス機、ローラー機など取扱レンジを増やし、マーケットプレイスの規模を拡大していく。

海外輸出は中国、ベトナム、インドなどのアジア諸国が中心のところ、今後は日本製の信頼性が高いタイ、ミャンマー、フィリピン、マレーシアなど製造業が盛んなエリアを中心に東南アジア全土へと展開していきたい考え。

24年は認知度向上に向けアライアンスの拡充、メディア出稿を強化。オウンドメディアの強化や、製造現場でラジオがよく聞かれることから、ラジオCM広告も出稿、認知度を向上させ、仕入れ数のさらなる増加を目指す。29年に販売台数約2万1000台、売上高107億円以上、IPOを目指す。

投資申し込みは、個人投資家は1口9万円(9個)、1人5口まで。特定投資家口座からは、さらに90万円(90個)〜990万円(990個)まで申込みできる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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