日本クラウド証券株式会社は11月20日、ソーシャルレンディングサービス 「クラウドバンク」が応募総額700億円を突破したと発表した。
2013年12月のオープンから5年9ヶ月での達成。個人投資家の方から集めた資金を国内外の企業や個人に貸し付け、支払われた利息等の一部をファンドの収益として投資家に分配する融資型のクラウドファンディングサービスとして開始、これまで小口投資では不可能だった投資案件に個人が1万円から投資できるプラットフォームを構築した。
募集した資金は多くの企業や個人に貸し付けられ、11月現在で530億円以上の貸付金が投資家に償還されている。さらに、その貸付金から生まれた収益として17億円以上を分配した。この間、平均利回り6.99%(2019年3月末までの3年間に運用終了したファンドの税引前実績値)といった実績値を上げている。
19年7月にはサービスサイト「クラウドバンクサイト」で「ライフシミュレーター」の提供を開始。現状のライフスタイルや不動産の購入や子供などのプランを入力すると、現在から将来までの貯蓄額の推移、定年退職時に必要な貯蓄額が自動的に計算される。同月にスマートフォン用アプリもリリースした。取引機会や利便性を向上させたことも奏功し応募総額は今年4月に500億円、8月に600億円を突破した。
12月2日まで「累計応募金額700億円突破キャンペーン」を実施している。期間中に投資申請した投資金額の合計額(投資合計額)に応じてキャッシュバックする。円の場合は投資合計額10万円以上30万円未満でキャッシュバック200円、30万円以上50万円未満で600円、50万円以上100万円未満で1000円と上がっていき、上限は5千万円以上で10万円。
USドルは投資合計額1000ドル以上3000ドル未満で200円キャッシュバック、3000ドル以上5000ドル未満が600円、5000ドル以上1万ドル未満で1000円、1万ドル以上3万ドル未満で2000円、3万ドル以上5万ドル未満6000円、上限は50万ドル以上で10万円のキャッシュバック。12月下旬にクラウドファンディング口座へ入金予定。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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