社会人と中高生が直接対話する「オンライン進路相談」サービス提供のEdtech企業がFUNDINNOで支援募る

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中高生の進路相談にもっと多様性を!“中高生向けキャリア教育×社会人研修”によるオンライン進路相談サービス「canau」

株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で9月7日、新規案件「中高生の進路相談にもっと多様性を!“中高生向けキャリア教育×社会人研修”によるオンライン進路相談サービス『canau』」の情報が公開された。株主発行者は株式会社すみか。教育・学習支援サービスを手掛ける札幌市のベンチャーで、ファンディーノでは目標募集額1千万円上限応募額2千万円で資金調達に挑む。投資は1口10万円1株、5口まで。特定投資家口座からの申込みの場合、300万円 (30株) が上限となる。募集期間は9月15日~19日。

同社は2022年1月設立のEdTechベンチャーで、現役の中高生が、将来の進路を検討する際に、オンラインで様々な業種の社会人と直接進路相談ができるというサービス「canau(カナウ)」を7月にリリースしている。

カナウは、社会人と中高生がオンラインで対話と進路相談を行うことで、双方に新たな気づきとモチベーションアップをもたらすことを目的とした対話型越境キャリアプログラム。大人が中高生に提供するのではなく、社会人が自らの仕事について伝える術を学ぶ研修を受けた上で、中高生との対話と進路相談を行うことで、双方に新たな気づきをもたらすというユニークな仕組みだ。

「中高生の将来の進路における職業の変化と多様化が進み、進路指導を行う現場でも課題が生まれている。企業にとっても、一人ひとりの従業員が自分の仕事に誇りを持ち、最良のパフォーマンスを発揮してもらうことは収益拡大や成長性に繋がる。双方にとって普段なかなか関わらない相手と対話する『越境体験』で、中高生の不安を少しでも和らげ、社会人の仕事への取り組み方を見直すきっかけに」と同社はビジネスの狙いを説明する。

収益源は学校、企業が払う利用料で、料金は個人登録可能な「パーソナル」が月額6万円、3人の「ビジネス」が同15万円、「エンタープライズ」が同40万円(すべて税込み)。

canauの料金体系

22年度の夏休みには、実証実験として学校3校、企業28社で導入、148名の生徒がカナウを通して進路相談を実施した。「生徒の将来に対する不安を解消し、働く意欲を高めることが実証できた」(同社)と手ごたえがあったようだ。

22年のオンライン進路相談の実証結果をもとに、23年はカリキュラムを学校向けの開発と一部販売開始、24年には事業のカリキュラム化を目指す。また、オンライン進路相談サービスの収益を再投資し、25年には特定領域に特化したサービスの提供、26年には海外展開も計画する。28年には約18万人以上の生徒が参加する規模に成長させる。資金はディレクター、エンジニアの採用に充て、組織拡大を目指す。

同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプA)。株主優待として、カナウのパーソナルプランを割引で提供する。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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