ロボットによる海洋観測システムの開発ベンチャーがFUNDINNOで3度目の資金調達へ

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自動観測ロボットを活用し、リアルタイムに海洋観測を行うシステムを開発する株式会社ブルーオーシャン研究所は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で6月11日午後7時半から募集による投資申込みの受付けを開始する。プロジェクト名は「〈内閣府と協力〉宇宙とAIで海と日本経済の可能性を解放する。国家戦略”みちびき準天頂衛星システム”から誕生『ブルーオーシャン研究所』」、目標募集額990万円、上限応募額5940万円。ブルーオーシャン研究所はFUNDINNOで2020年、2021年にCFを実施しており、今回で3度目となる。

ブルーオーシャン研究所は、安心安全な海洋ビジネスの発展を促すことを目的に「みちびき準天頂衛星」によって得られるGPSデータを活用した海象観測ロボット「みちびき海象ブイ」を開発・販売している。海上にブイを滞留させ、波高や潮流、水温といった海象データを収集することで、海洋事業者の安全対策や、海洋研究の調査データとして活用されている。

海洋観測を活用した災害対策や安全保障、ビジネス開発の需要は高まっており、内閣府や防衛装備庁、複数の上場企業と協力している。売上は堅調で、2024年度期は前期売上の約1.57倍となる約5526万円となる見込み。前回のCF後、ハード・ソフトウェア双方でアップデートも実施した。

海洋データ、宇宙衛星、AIで課題解決を目指すブルーオーシャン研究所

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同

今後の長期的な展望として、ブイの機体販売ビジネスから、データ販売ビジネスへ転換し、自社でより多くのブイを日本周辺の海域に滞留させることができれば、日本海域における海洋ビッグデータ収集プラットフォームを構築できると考えている。

直近では、直販・代理店ともに営業力を強化し、販路拡大に向けた新規顧客の獲得を図る。2025年は全国の水産試験場、コンビナートなどにブイを導入、売り切り、リース、データ提供のみなど複数のプランで購入導線を増やしていく。KPIでは、2032年にみちびき海象ブイ159台の販売を掲げている。

高精度観測ブイでのモニタリング
投資申込みは、個人投資家は1口9万9千円(90株)、1人5口まで。特定投資家口座からは、これに加え、99万円 (900株)〜990万円 (9000株)の6コースで申込み可能。期限は6月21日。

同社はエンジェル税制(タイプB)適用企業。株主優待として、海洋セミナーを無料で聴講できる。


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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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