「次世代AR技術で企業課題を解決したい」AR事業ベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ

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〈ARは「楽しむ」だけから「実用化」へ〉世界大手IT企業も熱視線の“次世代AR技術”を開発。これからは「検索はスマホをかざすだけ」社会へ!

株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で3月7日、新規案件「〈ARは『楽しむ』だけから「実用化」へ〉世界大手IT企業も熱視線の“次世代AR技術”を開発。これからは『検索はスマホをかざすだけ』社会へ!」の情報が公開された。株式発行者の株式会社ブランは2013年創業、メッセージフラワービジネスを展開してきた。メッセージフラワーで用いていたQRコードとAR技術の組み合わせで、新規事業の拡大を目指す。目標募集額999万500円、上限応募額9990万5千円。募集期間は3月14日〜3月23日。

同社は、花びらに直接プリントする技術を用いたメッセージフラワー事業を展開、20年にメッセージフラワーで用いていたQRコードとAR技術を他の分野に拡大するため、新たに「AR事業」を立ち上げた。これは、スマホのカメラ機能で画像や文字情報を読み取ると、動画が指定されたURLに遷移し、ユーザーは多様な情報を取得することができるというもの。応用範囲は街頭広告やスタジアムの看板、チラシなどのほか、選挙ポスターや名刺、災害時の案内板など幅広い。

画像出典:ファンディーノのウェブサイトより、以下同

同社のAR技術は、QRコードをひとつだけ読み込むことで、それに対応した複数のARマーカー(特定の画像や文字情報)を読みとることができ、紙面では伝えきれない量の情報を格段に増やせることに加え、デジタルマーケティング分析も可能になるとしている。

これまではBtoBで導入を進めてきたが、今後はコンシューマー向けの展開を図るとして、大手通信キャリアと業務提携し、ARアプリをスマホの標準機能として搭載してもらえるようアプローチしていく考え。将来は、AR技術を用いてさまざまな画像あるいは文字情報にかざすだけで情報が得られる「検索不要な社会」の実現というビジョンを描く。

ファンディーノで資金調達する企業の中でも異色の事業展開だが、同社の岡田信一社長はコンサルティング出身で、数々の企業や事業の再生に携わってきた。花屋の経営改善に携わった際、生花のロス率を抑えるため、プリザーブドフラワーに着目。競合との差別化を図るため、花びらにメッセージや、ロゴ、QRコードを貼り付けることで、贈り主からのメッセージを受け取れるようにしたのが祖業だったという。

今年「Web AR」を開発、AR事業をメインに成長させ、海外展開、一般への認知も広げ、26年には年間ARフラワー販売数(海外向け)3000本を計画する。

投資申し込みは1口19万9810円 (106株)、1人2口まで。特定投資家口座からは599万4300円 (3180株)~999万500円 (5300株)コースがある。

株主優待として、200株以上を保有する投資家に、名刺やパンフレットに同社のAR技術を登録し、公序良俗に反しない動画であれば、指定のものへ動画を登録し、AR化する。

「コロナ禍でフラワー事業は再編を余儀なくされたが、新たなビジネスへ展開する機会を得たのも事実。創業時の思い『感動とサプライズ』をベースに、新たなハッピー産業へとAR事業を進化させていきたい」と支援を呼び掛けている。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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