「日興フロッギー+ docomo」は、SMBC日興証券の証券口座とドコモのdアカウントを連携させると、dポイントを使って株式投資(ポイ株)ができるようになるサービスです。人気記事を読みながら気になる企業の株を100ポイントから購入できるため、手軽に株式投資を始められる投資サービスとして話題です。
そこでこの記事では、「日興フロッギー+ docomo」の概要や特徴、サービスの始め方、dポイントの上手な貯め方についてご紹介します。普段使っていないポイントが貯まっている方や、現金を使わずに株式投資をする方法に関心のある方はご参考ください。
目次
- ポイ株ができる「日興フロッギー+ docomo」とは
1-1.dポイントで株式投資ができる
1-2.株式投資を通じてdポイントが貰える
1-3.少額から投資ができる
1-4.記事を読みながら投資ができる - 「日興フロッギー+ docomo」の始め方
2-1.SMBC日興証券の口座を開設する
2-2.dアカウントと連携する - dポイントの上手な貯め方
3-1.dカードで決済する
3-2.dマーケットを利用する
3-3.dポイント広場を利用する
3-4.dカーシェアを利用する
3-5.キャンペーンでポイントを貰う
3-6.他のポイントから移行させる - 日興フロッギー(SMBC日興証券)を通じて貯める方法
4-1.記事を読む
4-2.株の売買で貰う
4-3.投信つみたてプランを利用する - まとめ
1 ポイ株ができる「日興フロッギー+ docomo」とは
会社名 | SMBC日興証券株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内3-3-1 |
設立 | 2009年6月15日 |
資本金 | 1,350億円(2023年12月29日時点) |
従業員数 | 従業員数 9,129人(2023年12月29日時点)※SMBC日興証券単体 |
株主 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ100% |
国内営業拠点 | 107店舗 |
ポイ株は、買い物などで貯まるdポイントを活用して株式投資を行うサービスをいいます。dポイントはドコモが提供している共通ポイントで、初期費用や年会費などは無料な上、利用する際にもコストはかかりません。
現金を使わずに株式投資を行えるポイ株サービスとしては、「日興フロッギー+ docomo」が挙げられます。日興フロッギーは、SMBC日興証券が提供する株式投資サービスで、企業や投資関連の記事・情報を読んで勉強しながら株取引をできるのが特徴です。
「日興フロッギー+ docomo」は、SMBC日興証券とドコモが提携し、SMBC日興証券の証券口座とドコモのdアカウントを連携させることで、dポイントを利用した株式投資(=ポイ株)ができるサービスです。dポイントが100ptあれば単元未満の株式を購入でき、100万円までの買い付け手数料は無料となります。
また、dポイントは、ドコモの携帯利用、dカードでの支払い、dポイント加盟店の利用などで貯めることができ、ドコモの回線ユーザーでなくてもdアカウントを取得すれば貯めたり使ったりすることが可能になります。
「日興フロッギー+ docomo」の詳しい特徴やメリットを見ていきましょう。
1-1 dポイントで株式投資ができる
「日興フロッギー+ docomo」では、dポイントを使って株を買うことができます。株の購入に現金を使う必要がないため、投資未経験者でも抵抗感なく気軽に行えます。
ポイントは、1ポイント=1円で換算され、100ポイントから株の購入ができます。また、購入した株を売却した際は現金化することができるのも特徴です。
1-2 株式投資を通じてdポイントが貰える
SMBC日興証券がdポイント加盟店となっていることから、「日興フロッギー+ docomo」、あるいはSMBC日興証券ダイレクトコースで株取引を行うとdポイントが貰えます。
1-3 少額から投資ができる
通常の株取引は、銘柄ごとに売買の最低単位(1口100株・1,000株など単元株数)が決められていることから、一定以上のまとまった資金が必要です。
一方、「日興フロッギー+ docomo」では、100円から100円単位で指定して株を購入することができるので、まとまったお金を必要としません。
1-4 記事を読みながら、投資ができる
「日興フロッギー+ docomo」では、様々な企業紹介の記事やマーケット関連情報の記事を読むことができます。投資初心者の方なら記事を読んで投資の勉強をしながら、気に入った企業があればそのまま株購入の手続きを進めることができます。
購入できる銘柄は、東京証券取引所上場の株式およびETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)から選ぶことができます。
2 「日興フロッギー+ docomo」の始め方
「日興フロッギー+ docomo」を始めるには、①SMBC日興証券に口座を開設し、②dアカウントと連携する必要があります。
それぞれの詳しい手順を見ていきましょう。
2-1 SMBC日興証券に口座を開設する
日興フロッギーのウェブサイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをタップします。証券総合口座申込画面が表示されるので、まずは「お客様情報の登録」を行います。氏名・性別・生年月日・電話番号・メールアドレス・住所・国籍・職業・出金先金融機関口座番号などの情報を登録します。
次は、「本人確認書類の提出」です。本人確認書類として、①マイナンバーカード、または②「通知カード」および「運転免許証またはパスポート」のいずれかを提出します。マイナンバーカードは単体で大丈夫ですが、通知カードの場合、運転免許証かパスポートのいずれかが必要になります。
本人確認書類をアップロードした後は、「口座番号・仮パスワードの受取り」です。口座開設の申込みを行うと、登録したメールアドレスにSMBC日興証券からメールが届きます。メールに記載されたURLから口座開設マイページにログインし、申込手続を完了させます。
口座開設の申込手続きが完了すると、SMBC日興証券で審査が行われます。審査を通過すると、登録した住所に簡易書留が届きます。簡易書留には、「口座開設の案内」「日興イージートレード(オンライン取引)の申込手続完了の案内」「口座番号・ログイン用の仮パスワード」が記載されています。
「証券総合口座の開設」と「日興イージートレードの契約」が完了した後は、SMBC日興証券のオンライントレードにログインします。「口座残高状況」欄の「入金」をタップし、金融機関口座を選び入金額を入力します。選んだ金融機関のサイトにジャンプしたら、画面の案内に従って入金手続きを行います。
入金が完了すれば、日興フロッギーで株の取引ができるようになります。自分が使っている金融機関でネットバンキングを契約していれば、インターネット決済サービスを利用できるため手軽に入金ができます。ネットバンキングを契約していない方は検討してみましょう。
なお、2021年7月よりスマートフォンでの口座開設に、スマホでかんたん顔認証(eKYC)が導入され、最短即日で口座開設が可能(ダイレクトコースのみ)となっています。すぐ始めたいという方は、eKYCでの口座開設を検討されると良いでしょう。
2-2 dアカウントと連携する
SMBC日興証券の口座開設が完了したら、次はdアカウントと連携します。dアカウントを持っていない場合、メールアドレスとパスワードを設定するだけで簡単に作ることができます。ドコモの回線を利用していなくても、無料で作成できます。
dアカウントをすでに持っている場合は、日興フロッギーにログインし、dアカウント情報を入力して連携させます。dアカウントと連携ができれば、「日興フロッギー+ docomo」の株購入にdポイントを使用できるようになります。
3 dポイントの上手な貯め方
「日興フロッギー+ docomo」では、dポイントを使って株を購入できますが、そのためにはdポイントを上手に貯めることも大切です。
dポイントは、dポイント加盟店での買い物の際にdポイントカードやdカードを提示すると貯めることができます。還元率は加盟店で異なりますが、支払額の0.5~1%のdポイントが貰えます。
主なdポイント加盟店は以下の通りです。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- 東急ハンズ
- 高島屋
- すき家
- スターバックス
- ユニクロ
- マクドナルド
- マツモトキヨシなど
※2022年10月時点
3-1 dカードで決済する
dカード、dカード GOLDなどのクレジットカードで決済を行うと、決済額の1%のdポイントを獲得できます。さらに、dカード特約店では、通常の決済ポイントである1%に上乗せして、利用額に応じた特約店ポイントも貰えます。
3-2 dマーケットを利用する
dマーケットは、ドコモが運営する買物・旅行・音楽・ゲーム・書籍(電子)・動画などの総合サービスサイトです。ドコモの回線ユーザーでなくても、dアカウントを取得すれば、サービス利用料100円あたり1ポイントを獲得できます。
3-3 dポイント広場を利用する
dポイント広場は、NTTドコモが様々な企画やコンテンツを提供しているサイトです。無料の会員登録を行うと、買い物・くじ・ゲーム・各種サービスの予約など、dポイントを獲得できるサービスを利用できます。
3-4 dカーシェアを利用する
dカーシェアは、ドコモが運営しているレンタカー、カーシェアリングのサービスです。dカーシェアは、dアカウントがあれば誰でも利用ができ、利用額に応じてdポイントを獲得できます。なお、dカーシェアは、車を借りなければ会費などはかかりません。
3-5 キャンペーンでポイントを貰う
dポイントでは、定期的にポイントが付与されるキャンペーンを開催しています。キャンペーン開催期間内に、サービスの利用などで一定の条件を満たすとポイントが貰えるため、効率的に貯めることができます。
3-6 他のポイントから移行させる
dポイントは、他のサービスからポイントを移行することもできるので便利です。移行できる主なポイントは、クレジットカードのポイント(イオンカード・三井住友カードなど)や、銀行のポイント(三菱UFJ銀行、りそな銀行など)、JALマイル、Pontaポイントなどです。
4 日興フロッギー(SMBC日興証券)を通じて貯める方法
SMBC日興証券はdポイント加盟店です。そのため、「日興フロッギー+ docomo」の利用を通して、または、SMBC日興証券での株取引によってもdポイントを貯めることができます。
4-1 記事を読む
日興フロッギーでdアカウント連携した口座にログインし、ポイントが付与される記事を読むと1記事あたり3ポイントが貰えます。
4-2 株の売買で貰う
日興フロッギーでのキンカブの売買で、約定金額500円ごとにdポイントが1ポイント還元されます。
また、ダイレクトコースの株取引では、各ステージ基準および現物株式の月間委託手数料に応じて200円あたり1~5ポイントが貰えます。
4-3 投信つみたてプランを利用する
「投信つみたてプラン」での積立金額に応じて毎月dポイントをプレゼントされます。引き落とし金額10,000円ごとに3ポイント(1万円未満は一律3ポイント)、最大300ポイント・年間3600ポイントがもらえます。
5 まとめ
「日興フロッギー+ docomo」は、SMBC日興証券の証券口座とドコモのdアカウントを連携させることで、ポイ株ができる人気の投資サービスです。普段の買い物で貯まるポイントがあれば現金を使うことなく株式投資ができるので、投資未経験者の方でも行いやすいのが特徴です。
眠っているポイントを有効活用したい方は、「日興フロッギー+ docomo」などを含めたポイ株サービスを検討してみてください。
- 外国株(米国株など)が買えるネット証券会社
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- 貯まったポイントを使って株式投資ができるサービス
- 大手証券会社が提供している株式投資サービス
- 少額で株式投資ができるサービス
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