投資デビューのための証券会社の選び方は?注意点や人気の会社も

これから投資デビューをするので、自分に向いた証券会社を選びたいと考える方も多いでしょう。しかし投資ビギナーのうちは知識があまりなく、また証券会社の特徴もさまざまなので、どこを選べばよいかの判断は簡単ではありません。

そこでこの記事では、初心者が証券会社を選ぶ際に重要な4つのポイントについて詳しく解説します。4つのポイントを踏まえ、初心者が利用しやすい人気の証券会社も併せて紹介します。自分に合う証券会社を見つけるための参考にしてみてください。

目次

  1. 投資初心者の証券会社選びで大切なポイント4つ
    1-1.手数料の安さ
    1-2.少額投資のしやすさ
    1-3.投資情報の充実具合
    1-4.取扱サービスの多さ
  2. 初心者も利用しやすい証券会社は?
    2-1.SBI証券
    2-2.楽天証券
  3. まとめ

1 投資初心者の証券会社選びで大切なポイント4つ

これから投資にチャレンジする人が証券会社を選ぶときは、以下4つのポイントを重点的にチェックしましょう。

  1. 手数料の安さ
  2. 少額投資のしやすさ
  3. 投資情報の充実具合
  4. 取扱サービスの多さ

1-1 手数料の安さ

投資のコストが高いと利益を出すのは簡単ではありません。せっかく株価が上昇しても、売買の手数料を差し引くとプラスマイナスゼロになってしまうこともあります。特に投資の資金が少ないと、取引を繰り返すうちに手数料のダメージが積み重なってしまいがちです。

よって利益を出しやすくするためにも、手数料の安い証券会社を選ぶ必要があります。また株式の取引手数料については、「1日定額制」のプランに注目するのも1つの手です。1日定額制とは、1日の約定代金の合計額に応じて、手数料が発生するプランのことです。

1日定額制に注目する理由は、1日の約定代金が合計100万円以下なら手数料を無料としている証券会社がいくつかあるためです。具体的には、SBI証券楽天証券岡三オンラインauカブコム証券SBIネオトレード証券GMOクリック証券などが挙げられます。

1-2 少額投資のしやすさ

最初から多額の投資資金を用意するのは難しい人も多いでしょう。その場合には、株式・投資信託などを少額から買付ができる証券会社が適しています。

たとえば株式なら単元未満株を利用することで、1株から買付ができます。証券会社ではS株・ミニ株・ワン株・プチ株といった名称でサービスを提供しています。

投資信託は毎月100円から積立ができる証券会社もあります。積立投資は毎月確実に実行してこそ意味があるので、経済的に無理のない範囲でできることは重要です。

1-3 投資情報の充実具合

初心者にとってさまざまなサイトや本から投資情報を集めてくるのは大変な作業です。掲載されている情報の信頼性も判断しづらい時があるでしょう。

そこで活用したいのは証券会社が発信している情報です。基礎知識が体系的にまとまった記事や最新の経済ニュース、専門家による市況の解説や各銘柄の見通しなど、参考になる情報も多いでしょう。これらの情報が多い証券会社であれば、銘柄選びもスムーズになります。

1-4 取扱サービスの多さ

初心者が最初の口座を開設するという観点では、できるだけ取り扱うサービスや金融商品が多い証券会社が便利です。投資について学んだり実践したりしていくうちに、他の商品に興味を持つ可能性もあるからです。

取り扱いのないサービスを利用するために新たに他社の口座を開設するのは手間がかかり、加えて口座を複数管理する手間もかかります。よって最初から取扱サービスの多い証券会社を選ぶほうが効率的です。

株式や投資信託などの取扱銘柄も、豊富なほど投資の選択肢の増加につながるためメリットは大きいと言えます。

2 初心者も利用しやすい証券会社は?

ここからは前述した4つのポイントを踏まえ、投資ビギナーの利用にも向いている証券会社を紹介します。

2-1 SBI証券

取引手数料(国内株式・現物取引) 【スタンダードプラン】
※1回の約定代金に対して手数料が発生
5万円以下:55円
10万円以下:99円
20万円以下:115円
50万円以下:275円
100万円以下:535円
150万円以下:640円
3,000万円以下:1,013円
3,000万円超:1,070円

【アクティブプラン】
※1日の約定代金合計に対して手数料が発生
100万円以下:0円
200万円以下:1,238円
以降100万円の増加ごとに:295円の増加

単元未満株の取引手数料 約定代金の0.55%
(最低手数料:税込55円)
取扱商品 ・国内株式
・外国株式
・海外ETF
・IPO
・投資信託
・債券
・FX
・先物・オプション
・CFD
・金・銀・プラチナ
・eワラント
投資信託の取扱銘柄数 2,633本
NISA
つみたてNISA 〇(176本)
iDeCo 〇(83本)
主な取引ツール(PC) ・HYPER SBI
主な取引ツール(スマホ) ・SBI証券 株アプリ
・国内株式向けスマートフォンサイト
・米国株アプリ
・かんたん積立アプリ
・投資信託向けスマートフォンサイト

※2021年12月14日時点の情報に基づき筆者作成

まずSBI証券は手数料の安さ、投資情報の充実具合、取り扱う金融商品の多さが特徴です。国内株式の手数料に関して注目したいのはアクティブプランで、1日の約定代金の合計額が100万円以下なら手数料は0円です。

単元未満株の取り扱いがある、投信積立は最低100円からできるなど、少額投資もしやすい証券会社です。またつみたてNISAやiDeCoの取扱銘柄数も多く、非課税メリットを享受しながら投資をすることもできます。

SBI証券はTポイントやPontaポイントに対応しているのも特徴で、投資信託の買付にポイントを利用することが可能です。また、株式の取扱手数料や投資信託の保有額に対し、Tポイントをもらうこともできます。

2-2 楽天証券

取引手数料(国内株式・現物取引) 【超割コース】
※1回の約定代金に対して手数料が発生
5万円以下:55円
10万円以下:99円
20万円以下:115円
50万円以下:275円
100万円以下:535円
150万円以下:640円
3,000万円以下:1,013円
3,000万円超:1,070円

【いちにち定額コース】
※1日の約定代金合計に対して手数料が発生
100万円以下:0円
200万円以下:2,200円
300万円以下;3,300円
以降100万円の増加ごとに:1,100円の増加

単元未満株の取引手数料 買付不可
取扱商品 ・国内株式
・外国株式
・海外ETF
・IPO
・投資信託
・ロボアドバイザー
・債券
・FX
・CFD
・金・銀・プラチナ
・ポイント投資
投資信託の取扱銘柄数 2,663本
NISA
つみたてNISA 〇(179本)
iDeCo 〇(32本)
主な取引ツール(PC) ・Market SPEED Ⅱ
・Market SPEED
主な取引ツール(スマホ) ・iSPEED
・iSPEED for iPad

※2021年12月14日時点の情報に基づき筆者作成

楽天証券はSBI証券と同様、大手のネット証券会社として知られています。国内株式の取引手数料について、超割コースはSBI証券のスタンダードプランとまったく同額の設定で、安いコストで取引が可能です。単元未満株、投資信託、つみたてNISA、iDeCoなど投資初心者向けのサービスも充実しています。

楽天証券は楽天ポイントが貯まる・使えるのも大きな特徴です。たとえば投資信託の積立で決済方法として楽天カードを指定すれば、決済額100円ごとに1ポイントが貯まります。マネーブリッジ(楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス)と、楽天銀行ハッピープログラムに登録すると、投資信託の残高10万円ごとに毎月3~10ポイントを受け取ることも可能です。

また楽天証券の取引ツールのMarket SPEED ⅡやiSPEEDは、高機能で使いやすいという声も見られます。Market SPEED Ⅱは取引に必要な情報を1画面に集約した「個別銘柄」機能や、事前に登録した注文が条件に当てはまると自動的に発注される「アルゴ注文」などが特徴です。

まとめ

投資の初心者が証券会社を選ぶときは、下記4つのポイントが重要です。

  1. 手数料の安さ
  2. 少額投資のしやすさ
  3. 投資情報の充実具合
  4. 取扱サービスの多さ

前述した証券会社も参考にして、自分にとってお得で使いやすい証券会社を見つけてみてください。

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