株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で4月25日、新規案件「〈政府系機関も支援〉需要高まる国産水中ドローンを開発。インフラ老朽化の救世主『水龍堂』に大手から商談多数」(目標募集額1千万円、上限応募額2500万円)が公開された。株式発行者の株式会社水龍堂は、水中ドローンの開発・製造・販売を手掛けるベンチャー。ドローンによる水中インフラの点検で社会に貢献、成長が見込まれる市場でシェアの獲得を目指す。募集期間は5月1日午後7時半から5月13日まで。
国内の水中ドローン市場は2019年の約210億円から2027年には約610億円へと成長が見込まれており、世界規模では2027年までに約1兆円規模まで成長するとの予測もある。国土交通省は2024年1月、「水中部点検におけるロボット活用推進計画」を発表した。水中ドローンの導入に対する補助金制度や技術開発支援を柱とするもので、実際に民間企業を公募し実証実験や協議会も開催されている。地方自治体や民間企業の導入が進められれば、効率的な計測データの蓄積・分析による予防保全の実現も期待される。

画像はFUNDINNOのウェブサイトより転載、以下同
2024年は「龍頭」の拡販に向けて各種展示会、セミナー・デモンストレーションを実施、並行して自社代理店向けにも販売開始の案内とセミナーを行い、2台以上の販売を目指す。また、運営する日本ROV協会でROVの技能講習会を定期的に実施し、販売だけでなく実際にオペレーション可能な人材を輩出する計画。

※FUNDINNO調べ
同社はエンジェル税制タイプA、プレシード・シード特例適用企業。投資申込みは1口10万円、1人5口が上限。特定投資家口座からは、さらに100万円(100株)、200万円(200株)、300万円(300株)、400万円(400株)、500万円(500株)の5コースで申込み可能。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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