2022年4月申込のIPO案件は？企業概要と想定価格、主幹事証券会社まとめ

IPO株は利益を狙いやすく人気が高いぶん当選確率が低く、落選が続くことも珍しくありません。しかし複数の証券会社から申し込むなど、粘り強く取り組みを続けることで当選するチャンスが生まれます。

この記事では2022年4月に上場を予定しているIPO案件を紹介します。企業概要や主な取扱証券会社などを解説しますので、気になる案件があれば申し込んでみるのも良いでしょう。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※2022年4月1日時点の情報をもとに執筆しています。最新の情報は、ご自身でもご確認をお願い致します。

目次

1. 2022年4月のIPOスケジュール
2. 2022年4月のIPO銘柄
   2-1．セカンドサイトアナリティカ
   2-2．エフビー介護サービス
   2-3．サークレイス
   2-4．ASNOVA
   2-5．フルハシEPO
   2-6．インフォメティス
   2-7．モイ
   2-8．ストレージ王
   2-9．ペットゴー
   2-10．クリアル
3. まとめ

1．2022年4月のIPOスケジュール

2022年4月では、計10社の上場が予定されています。

2．2022年4月のIPO銘柄

以下、各銘柄を紹介していきます。

2-1．セカンドサイトアナリティカ

セカンドサイトアナリティカには、アナリティクスコンサルティングとAIプロダクトの2つの事業があります。アナリティクスコンサルティングは、データ分析や機械学習モデルを活用したコンサルティングの提供です。

アナリティクスコンサルティング事業から培った技術で、データプラットフォームや実行基盤なども提供しています。

2-2．エフビー介護サービス

エフビー介護サービスは、有料老人ホームやグループホーム、在宅支援サービス、福祉用具・介護用品などの事業を展開しています。地域密着・24時間365日対応を基本としており、これまで100万人以上の高齢者に対して福祉・介護サービスを提供してきました。

日本で培った介護ノウハウを活用し、2020年から中国でも介護事業をスタートしました。海外事業は今後、第3の柱になるように推進するとのことです。

2-3．サークレイス

サークレイスはDXを推進するため、SaaS製品を提供しています。「統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム」は、問い合わせ管理、社内コミュニケーション、プロジェクト管理の機能が統合されたツールで、問い合わせ対応を効率的かつスムーズに進行するためのツールです。

またSalesforceやAnaplanといったツールの導入コンサルティングサービスも展開し、導入前の準備から定着化・運用・保守まで支援しています。

2-4．ASNOVA

ASNOVAは、建築現場で使われる足場など、仮設機材のレンタル・販売事業を展開しています。少人数でも組めて安全性の高い「くさび緊結式足場」の導入に注力する方針です。その他にも多種多様な仮設機材を取り揃えており、1本の注文から大口注文にも対応可能です。

またアジアなどの新興国が建設ラッシュを迎えていることから、足場レンタル事業のグローバル展開も進めています。

2-5．フルハシEPO

フルハシEPOは、環境ソリューション、エネルギー創出などの事業を展開する企業です。環境ソリューションは木質バイオマスのリサイクルや建設副産物のリサイクルの他に、環境に配慮した物流機器の製造・販売も手掛けています。

またエネルギー創出では、愛知県半田市と神奈川県川崎市の2カ所でバイオマス発電を行っています。

2-6．インフォメティス

インフォメティスは、環境とAI技術を組み合わせた事業を展開しています。「Metis Engine」は、エネルギーデータを効率的に活用するためのAI技術で、未来のエネルギー状況の予測、エネルギー利用効率の最適化などが可能です。

エネルギーデータとエコシステムによって持続可能な地球づくりや人々のQOL(Quality of Life)の向上に貢献することを目指しています。

2-7．モイ

ライブ配信サービスの「ツイキャス」を運営している企業です。ツイキャスはスマホ1台だけで簡単に生放送ができ、10代・20代を中心に支持を受けています。サービス開始から10年で、登録ユーザー数は3,000万人以上となっています。

この他ゲーム実況のライブアプリの「ツイキャスゲームズ」、SNSアプリの「パルミン」や「キャットリー」なども手掛けています。

2-8．ストレージ王

ストレージ王は、トランクルームやレンタル倉庫といったスペースレンタルの事業を展開しています。トランクルームは月額3,300円～と比較的リーズナブルな料金で利用でき、屋内タイプ・屋外タイプ・駐車場タイプを用意しています。断熱性能や雨水侵入防止など、安心して保管できる環境づくりにも注力する方針です。

関東エリアが中心ですが、大阪・兵庫・岡山・福岡にも店舗を構えています。また空き地を有効活用したい方に向けて、トランクルームによる土地の投資・活用も提案しています。

2-9．ペットゴー

社名のとおりペット関連の事業を展開している企業で、ペット用フード、ペット用の医薬品やサプリメント、シャンプー・ケア用品、ペットシーツ・猫砂などを提供しています。

創業以来テクノロジー活用を重視しており、犬猫に関するペットデータを蓄積してきました。データを活用してペットの健康に最適な商品を提供し、ペットのQOL向上につなげる方針です。

2-10．クリアル

クリアルは不動産投資のDXを手掛けている企業です。不動産投資のプロセスをDXによって大幅に変革し、業務効率向上とリターン向上につなげることを目指しています。

不動産投資にもIT化の波が押し寄せており、同社は競争優位性を持つためにITプラットフォームの運用や運用プロセスのDX化を推進する方針です。代表的なサービスの「CREAL（クリアル）」は クラウドファンディングの技術により、幅広い方に不動産ファンドへの投資機会を提供することを目的としています。

まとめ

2022年4月にIPOを予定している企業を紹介しました。IPOの当選率を上げるには、主幹事会社で申し込む、複数の証券会社で申し込むといった方法があります。

幹事会社以外の割り当ては少ないため当選する確率も低くなりますが、落選してもあきらめずに粘り強く申込みを続けることで、チャンスも増えるでしょう。

• 外国株（米国株など）が買えるネット証券会社
• IPO投資に強い証券会社、少額からIPOに参加できるサービス
• 25歳以下の現物株式の取引手数料が実質0円の証券会社
• 大手証券会社が提供している株式投資サービス
• 少額で株式投資ができるサービス

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