「中国版テスラ」シャオペン、広州国際モーターショーで新型EV披露【米国・香港株情報】

中国新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(シャオペン、ティッカーシンボル:XPEV(米国)、9868(香港))は11月、世界の自動車大手が集う広州国際モーターショーでSUV(スポーツ用多目的車)タイプの新型EV「G9」を披露した(*1、2)。

G9はシャオペンにとってSUVの「G3」とセダンの「P7」、「P5」につづく4番目の生産モデルだ。関係筋によると、2022年第3四半期に中国で発売を開始する計画であるという。 共同創業者のヘンリー・シャ氏は、「G9は国際市場と中国市場の両方に向けて一から構想を練り開発した当社発のモデルであり、世界中のお客様に最も洗練されたデザインをお届けする」と述べた。なお、シャオペンは今年8月に初めて、同社の主力製品であるP7をノルウェーに出荷しており、国際市場の開拓に注力している状況だ(*3)。

G9はシャオペンにとって2番目のSUVタイプのEVであり、Xpilot4.0と呼ばれる同社最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載した初のモデルになる。競合のテスラ(ティッカーシンボル:TSLA)のADASであるAutopilotと同様に、Xipilotはレーンチェンジなどの自動走行を支援する機能を備えている。また、G9はシャオペンのX-Powerスーパーチャージャーに対応しており、5分で最大200km走行分を充電することができるという。

そのほかにも、G9には自動運転車向けとして高い処理能力を備えたエヌビディア(ティッカーシンボル:NVDA)のOrin-X SoC(システムオンザチップ) を搭載するとともに、距離の測定や3D観測に利用されるLiDAR(ライダー) も組み込まれている。なお、G9はテスラの「モデルY」に加え、中国新興EVメーカーの上海蔚来汽車(ニーオ、ティッカーシンボル:NIO)の「ES6」、理想汽車(リ・オート、ティッカーシンボル:LI)の「Li One」と競合するモデルだ。 ただし、シャオペンはG9の詳細な価格帯を明らかにしていない。

世界でEV化の潮流が加速するなか、「中国版テスラ」とも呼ばれるシャオペンの動向に今後も注目が集まる。

【参照記事】*1 シャオペン「G9
【参照記事】*2 cnbc「Chinese Tesla rival Xpeng unveils new electric SUV aimed at international markets
【参照記事】*3 「XPeng Ships First Batch of P7 Smart Electric Sedan to Norway, Reinforcing Full Commitment to International Markets

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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