医療用コンテナと太陽光発電コンテナで命と暮らしを守る。開発ベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ

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国も取り組む災害時の電気問題。解決策は“コンテナ”にあり!普段は〈生活拠点〉もしもの時は〈電力源〉に早変わりの次世代コンテナが人々の「いのち」と「暮らし」を守る

医療用コンテナを開発・販売するヴィガラクス株式会社は2月3日、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で案件の情報を開示した。プロジェクト「国も取り組む災害時の電気問題。解決策は“コンテナ”にあり!普段は〈生活拠点〉もしもの時は〈電力源〉に早変わりの次世代コンテナが人々の『いのち』と『暮らし』を守る」の申込期間は2月11日〜15日。目標募集額1503万円、上限応募額6012万円、投資申し込みは1口9万円、1人5口まで。

同社の独自製品「モバイルクリニック」は、感染症対策を徹底して設計した医療用コンテナ。新型コロナウイルス感染症の流行が長引く中、雨風や台風などの気候による影響を受けにくく、移動可能な簡易診療所として、全国各地で稼働している。

モバイルクリニック

また、同社はコンテナの屋上に設置したソーラーパネルで自家発電ができる「ソーラーシェルター」も開発。災害で停電した際は、電力源として活用できるほか、備蓄倉庫として活用可能なスペースを備えており、冷蔵庫を置いて食品や医薬品などの備蓄が可能。シェルターの普及によって日本全土に再生可能エネルギーで発電された電気を備蓄する防災電源網を構築、設置した地域の生活の安全を電力供給という点で担保できるとしている。

ソーラーシェルター

また、ソーラーシェルターと合わせて「Online CAS」というシステムの販売を計画している。タイムリープ株式会社の遠隔接客サービス「RURA」を利用して、オンライン上のコンシェルジュによって診療や介護相談、旅行代理店やファイナンシャルの業務を繋いでいくもので、非常時だけではなく、平時からも多様なニーズに対応できるオンラインサービスを提供し、地域コミュニティの活性化拠点、防災拠点としての機能を担っていく。

Online CAS

今回の資金調達によってまず、ソーラーシェルター事業の成長に繋げる。モバイルクリニックは今後海外での販売と認知度拡大を図る。現在、2023年3月までを目処に自治体に貸し出しているコンテナが5棟あり、レンタル期間が終了した後、まずはこの5棟を輸出、リユースで費用を抑える。輸出展開するエリアとしてはアフリカ地域、スコールや台風、地震などの災害の多いインドネシアなどが候補だ。2027年までにソーラーシェルター年間140棟の販売を計画、同年の売上高10億円、IPOをマイルストーンとしている。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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