1細胞ハンドリングシステムで生命科学研究を加速、FUNDINNOでバイオ技術ベンチャーが株主募集へ

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次世代バイオテクノロジーの礎!”ヤマトノミワザ”として開発する1細胞ハンドリングシステム「TOPick(トピック)」

「FUNDINNO(ファンディーノ)」

株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で「次世代バイオテクノロジーの礎!”ヤマトノミワザ”として開発する1細胞ハンドリングシステム『TOPick(トピック)』」(申込期間10月17日~23日)は、医療・バイオ関連のプロジェクト。株式発行者のヨダカ技研株式会社は1つの細胞を迅速かつ正確に操作するポンプ技術をもとに「1細胞ハンドリングシステム」を開発、販売を行っている。エンジェル税制適用確認企業(タイプB)。ファンディーノでの目標募集額は1500万円、上限応募額は9900万円で、1年間の調達限度額である1億円に近い。投資は1口10万円 (100株)、1人5口まで。特定投資家口座からは800万円 (8000株) が上限。

同社は、1つの細胞を迅速かつ正確に操作するポンプ技術をもとに、1細胞ハンドリングシステム「トピック」を開発し、販売を行っている。トピックは、約千分の一の液量となる最小100ピコリットルを正確に吸引することが可能で、目的の細胞をリアルタイム観察しながら採取し、専用容器に1個ずつ吐出できる超微小液量操作が可能だとしている。

1細胞ハンドリング技術とは

画像はFUNDINNOのウェブサイトより、以下同

1細胞ハンドリング技術が下支えとなり発展する分野には、感染症や急性疾患、各個人の免疫抗体保有量などを迅速に判定する確定診断システムがある。ほか、石油代替燃料や医薬品を生産する有用微生物を探索する研究などにも応用される可能性もある。同社は、独自の電気浸透流ポンプを用いたモバイル投薬デバイスの開発により、副作用の少ない治療を目指す事業も他社と推進しており、この要素技術は、さまざまな応用への研究に利用できると考えている。

同社はこれまで、大学や公的研究機関などの共同研究先を中心に1細胞ハンドリングシステムをそれぞれのニーズに合わせてカスタマイズし導入をしてきた。22年9月時点で、大型の装置(約2000万円〜)を8台、標準装置の改良版(約350万円〜)を12台納品した実績を持つ。

1細胞ハンドリング装置のニーズ

医療やバイオ技術は専門的で、個人投資家には市場価値やビジネスの可能性がわかりにくいことがある。同社代表取締役の平藤衛氏は営業・マーケティングの経験と技術開発業務の経験を持ち、国内の各地域で販売シェアを持つディーラー(販売店担当者)との人脈を培っており、同社の収益モデルや将来ビジョンも明確だ。28年9月期には年間売上高約67億円、年間合計1細胞関連機器販売台数560台を計画する。

23年度中には海外展開の基盤づくりを行い、24年度より本格的な販売活動を行う。既に海外に進出している同業の日本企業に依頼することで、迅速な海外展開につなげることができるとしている。「1細胞研究は、社会問題の根本的な解決につながると考えており、当社の1細胞ハンドリングを基盤とし、国内の企業や大学の研究者などが先端分野で世界をリードする未来を目指し、日本の競争力向上に貢献していきたい」と意気込む。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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