コオロギ食で飢餓ゼロに。フードテックベンチャーがFUNDINNOでCFへ

食用コオロギを活用したタンパク質の生産を手掛ける株式会社CricketFarm(クリケットファーム)は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で10月15日から19日まで募集による投資申込みの受付を実施する。プロジェクト名は「事業売却4回経験の起業家が次に挑むのは”食用コオロギ”。 独自のスマート養殖システムで持続可能なタンパク質を産むFoodTechベンチャー〈CricketFarm〉」。目標募集額は800万円、上限応募額3200万円。投資は1口10万円1株、1人5口まで。特定投資家口座からの申込みは1千万円(100株) を上限とする。

同社は2021年8月に長野県岡谷市で創業。「持続可能な地球へ」をミッションとし、現在は食用コオロギ(フタホシコオロギ)を活用した次世代タンパク質の生産を手掛けている。コオロギを完全にパウダー化し、「次世代の栄養素(素材)」として普及させていくことを目指している。昆虫食市場では競争が予想されるが、同社は独自のスマート養殖技術と、高品質・低価格化の実現を強みとして、安定生産の持続と流通規模の拡大を図っていく。

今後は特に、昆虫食に対する消費者の心理的抵抗を減らすこと、流通価格の安定化に注力する。今年8月から稼働を開始した長野県茅野市の新工場では、一般消費者向けの工場見学や商品の直売所を設置。少しずつイメージアップに取り組んでいるという。この新工場は、これまで独自に培ってきたセンシング技術やアプリの活用など最新鋭のテクノロジーを導入した、スマートファクトリーとして操業。データ化・見える化などを徹底。生産コストを抑えることで、国産コオロギパウダーの低価格化を実現した。

今後は、パウダーの流通拡大に向け、スマート養殖生産システムを世界中の企業へ提供することでサプライチェーンの強化を図る。独自のコオロギオイルの化粧品成分の国際名称を世界初登録。抽出方法で特許も出願し化粧品素材として展開する。産学連携を通じてコオロギパウダーのR&D(研究開発)も継続的に進めており、すでに、長野県内の大学と自社コオロギの味や臭いの改良や、成分成果と効能調査を実施。今後も継続してブランド強化、新商品開発に繋げる。

同社はフタホシコオロギを活用した独自のオイル精製方法を確立、特許を出願している。同オイルを活用した世界でも数少ない化粧品素材としてINCI(化粧品成分の国際的名称)へも国際登録しており、本年度内の美容領域参入を視野に入れている。また、アフリカなどの途上国への進出も計画。28年に62万個以上のコオロギを原料として配合した栄養食品の販売を、目標としている。

「農業新時代の糸口を切り開くことができれば、世界のあらゆる場所で栄養価のあるコオロギの生産が可能になり、世界のタンパク質危機の解決はもとより『飢餓をゼロに』の実現にも近づけられる」と同社は支援を呼び掛ける。株主優待として、直営オンラインショップで販売する商品を投資金額に応じて10%~20%割引で購入できる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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