自社企画のタイニーハウス(小さな家)「PACO」を展開する株式会社スペースエージェンシーは、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、募集による投資申込みの受付を3月5日午後7時半から開始する。同社のプロジェクト「〈今年IPO準備開始予定〉売上10億円超の建築デザイナー集団が震災を機に着想。全国で需要拡大中の「PACO」が“住まい”を再定義」は目標募集額1千万円、上限応募額6千万円。募集期間は3月14日まで。
同社は熊本県を拠点とする地域密着型のハウスメーカー。注文住宅や自社ブランドの規格住宅など、様々なニーズに合わせた商品を自社設計・自社施工で提供している。2018年、コンパクトハウス「PACO」をリリース。約4坪の空間に住宅として必要な機能を凝縮、シンプルでスタイリッシュな外観も話題となり、2023年のグッドデザイン賞を受賞した。
2016年の熊本地震の経験を基に、低コストで迅速に納品可能なコンパクトハウスを開発。地震に強い工法で設計され、災害時の住宅需要も支えていきたい考え。
「シンプルで暮らしやすく、環境負荷の低いコンパクトな平屋住宅が見直され初めている中、住宅市場においてはこのようなターゲット層はまだまだニッチであり、顧客のニーズを満たす商品のサプライチェーンが十分に構築できているとは言えない」と同社。
「PACOは住宅市場やライフスタイルの変化、ニーズの多様化に対応したプロダクト。建築基準法をクリアしており、居住性とデザイン性の高さに強みがある。価格面においても住宅購入のハードルを下げ、住居用の規格のほか、店舗やDIYに対応したオーダーメイドプランも用意しており、幅広い用途での活用を目指す」としている。
2030年にFC加盟エリア数100突破を計画、同年に年間販売件数456件を計画している。
投資は、個人投資家は1口10万円(10株)から、1人5口まで。特定投資家口座からは、さらに100万円 (100株)~1千万円 (1000株)まで申込み可能。株主優待として、保有株数に応じてPACOの購入代金を割り引く。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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