SMBC日興証券株式会社は、オンライントレード「日興イージートレード」で、米国株式の取り扱いを2月27日取引分から開始する。同社が厳選した約2万200の主要銘柄から、米国の取引時間中にリアルタイムでの取引が可能となる。対面サービスの「総合コース」、顧客自身がパソコンやスマートフォンで取引する「ダイレクトコース」とも利用可能で、株式委託手数料は支店での取引と比べ割安に設定する。
日興イージートレード米国株式は、日本の夜間や祝日・休日でもリアルタイム取引が可能。 経済指標や各企業の決算発表などのイベントがあるとき、タイミングを逃さず、米国の取引時間中にリアルタイムで取引ができる。
ダイレクトコースの顧客は、1注文あたりの売買金額に対して0.495%(税抜0.45%)の委託手数料となり、委託手数料の上限は22米ドル(税抜20米ドル)。 総合コースは、従来の支店の委託手数料に対して30%の割引率が適用される。
ほか、米国株式相場の変化をリアルタイムで確認できるニュースや、銘柄選びに役立つスクリーニング機能(USナビ)、最大1,000銘柄を登録可能な株価ボードなどの情報サービスも充実。同社独自の「米国株式投資ガイド」「米国株式ウィークリー」「@Wall Street」、「U.S.Now」なども提供する。
取り扱う銘柄数は約2万200で、 NYSE、NYSE Arca、NYSE American、NASDAQに上場している株式、ETF、ADRから同社が選定した。
注文単位は1株(口)から、注文上限金額は円貨決済の場合、1注文あたりの想定約定金額(注文数量×注文単価)が60万米ドル。外貨決済の場合は1注文あたり1000万米ドル相当額。
昨年からオンライン証券が米国株式の取り扱いを次々に開始する中、同社も「時価総額や取引金額が圧倒的に多い米国市場ではグローバル企業や成長性の高い企業が多数上場しており、米国株式への投資は、中長期での資産ポートフォリオの構築に欠かせない」強調。リアルタイムでの米国株式取引で「投資機会の選択肢を充実させる」と意欲的だ。
米国株式の取り扱いにあたり、「上場有価証券等書面」および「システム障害時の対応」を改定する。2月26日正午から午後8時まで、日興イージートレード、日興コンタクトセンター(自動音声応答)のサービスを一時停止する予定。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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