楽天証券株式会社は、米国株式取引の積立サービス「米株積立」の最低投資金額を10月28日から現行の1万円から3千円に引き下げる。飲料大手企業の「コカ・コーラ(KO)」や、 資産形成を行う上で有効な金融商品の一つとされる米国ETFの中でも人気の高配当株式ETF「SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)」など、1株から設定できる銘柄の選択肢が広がる。
米株積立サービスは2021年12月末スタート。あらかじめ設定した株数または金額を上限として、毎週、または毎月、自動で米国株式を購入でき、ボーナス月増額設定も可能。対象銘柄は楽天証券が取り扱う米国株式の全銘柄(ADR、 ETF/ETNを含む)の約5100銘柄。対象口座は特定口座、一般口座、NISA口座。サービス利用料は無料だが、設定した積立注文が約定した場合は別途、米国株式取引手数料が発生する。
10月14日から、期間中に楽天証券で初めて「米株積立」取引をした人全員に、200ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施中。200ポイントに加え、さらに抽選で40名に2千ポイントをプレゼントしており、 2万円以上(税込)の「米株積立」を約定した顧客は当選確率が2倍になる。エントリー期間は2023年1月13日午前10時まで。特典進呈時期は23年2月下旬の予定。
同社の米国株式関連のサービスでは、20年4月、 1つの画面で国内・米国株式の取引ができるスマートフォン向けトレーディングアプリ「iSPEED」を、 21年12月には「楽天ポイント」で米国株式が購入できる「ポイント投資」サービスの提供を開始。米株積立の最低投資金額を大幅に引き下げることで、「米国株式を活用した資産形成・投資を行える環境を提供する」としている。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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