楽天証券株式会社は7月9日から米国株式における信用取引サービスを開始する。6月19日から信用取引口座開設の申込を受け付けており、9日午前8時から米国株式の注文が行えるようになる。信用取引口座の申込・開設は国内株式と同様に無料で、楽天証券の口座を持っていれば誰でも申し込み可能。取引手数料は約定代金の0.33%(税込)で、最低取引手数料は無料、上限取引手数料は16.5米ドル(税込)。
また、米国での金利動向は、日本よりも大きく変動する可能性があるため、買方金利には米国の市場動向を基にした変動金利を採用。変動金利は市場動向を見て同社が定め、 毎月の基準日時点で基準金利に変更があった場合、 ホームページで告知のうえ、 翌月から変更後の金利を適用する。
サービス開始を記念して7月29日現地約定分までの取引に関して、すべての顧客を対象に、米国株式信用取引の取引手数料無料キャンペーンを実施する。また、同月31日まで、0.75%金利引下げキャンペーン(年率4.5%での提供)を実施する。
米国株式の信用取引口座では、資金(委託保証金)の最大2倍の取引や、同一資金で同じ銘柄を1日に何度も取引することが可能。また、現物取引ではできない「売り」からの取引も可能(新規売建)で、相場の下落局面でも利益を得る機会を作れるほか、下落局面でのリスクヘッジにも利用できる。
米国株式の信用取引は、現物取引と同様に、パソコンだけでなく、スマートフォン向け株式トレーディングアプリ「iSPEED」でも可能。株価情報やチャートの閲覧から注文まで行えるほか、テクニカルチャートや描画機能も搭載、時間や場所を選ばず米国株式の投資戦略に活用できるとうたう。
パソコン向け株式トレーディングツール「MARKETSPEED II」では、リアルタイムで株価の上昇・下落を色の違いや濃淡で視覚的にとらえることができる「ヒートマップ機能」を今月下旬から追加する。β版を11日から一部の顧客に提供する予定で、米国株式の信用取引も可能だ。β版の利用については、別途、ホームページなどで告知する。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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