海上でもスマホが使える環境を。オーシャンテック・ベンチャーがFUNDINNOで株主募集へ

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地球の約71%を占める海上でも衛星回線の利活用でスマホを使える環境を構築!海と陸におけるデジタル・デバイドの解消に挑む「Port&Anchor」

株式投資型クラウドファンディングサイト「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、「地球の約71%を占める海上でも衛星回線の利活用でスマホを使える環境を構築!海と陸におけるデジタル・デバイドの解消に挑む『Port&Anchor』」(投資申込期間2月12日〜16日)が公開された。資金調達を行うのはポート・アンド・アンカー株式会社で目標募集額1296万円、上限応募額4005万円。新株予約権型で投資金額は1口9万円、1人5口まで。

同社は2010年設立、「海のITによるイノベーション化」を掲げ、大海原を航行するすべての船が、地上と同様にスマートフォンを利用できる環境づくりに取り組むベンチャー企業。 主な事業は、民間船(商船・客船など)向けに「海上専用のSNS」と「コンテンツ配信サービス」を導入すること。地上のネット回線が届かずスマホが使えない遠洋でも、衛星回線を利用してSNSや動画、ニュースや音楽などのコンテンツを、世界の海で運行中の民間船に提供することが目的だ。

海外向けに貿易を行う大手海上輸送企業が同社のサービス導入を予定している。また、販売代理店の候補として、国内の主要な整備場を保有する船舶整備企業などがある。まずは国内の民間船に導入し、そのネットワークを駆使して、世界中にサービスを広めていく計画。

「遠洋で活躍するクルー(船員)の方々の日常や厚生面での利便性の向上のために、さらには陸にいる家族や恋人、友人と交信するためにサービスを開発することで、海の上をより快適に、イノベーティブにしたい」と同社。

計画では、2023年初頭から民間船に海上SNSの導入を開始。代理店を介し、多くの商船を保有する商船オーナーとアライアンスを締結し、順次導入をすすめていく。マネタイズは、契約内容(コンテンツ内容)に応じたサブスクリプション契約で行う。一方で、コンテンツ配信事業も併行して進めていく。コンテンツホルダーとアライアンスを締結次第、同社の関係会社を介して海上SNSを導入済みの国営事業船からまずはテスト導入を進める。

KPIは2027年内に960隻以上の民間船にSNSサービスの導入を計画。同年に売上高約17億円、バイアウトを想定している。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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