「オーダーメイド医療を普及させたい」医療ベンチャーがFUNDINNOで開発費調達へ

【最先端のがん再生医療】世界が注目するゲノム情報を活用した創薬技術で個別化医療の実現を目指す

株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で公開された「【最先端のがん再生医療】世界が注目するゲノム情報を活用した創薬技術で個別化医療の実現を目指す」は、医療ベンチャーの株式会社NPTによるプロジェクト。案件名の「個別化医療」は患者一人ひとりのゲノム情報を解析し、結果に基づいて最適な治療の提供を行う治療アプローチで「オーダーメイド医療」とも呼ばれている。募集期間は12月17日~23日、目標募集額2500万円、上限応募額9990万円。同社の事業と目標を見てみよう。

同社は再生医療技術を用いた細胞製剤や遺伝子療薬を開発し、一人ひとりに最適な治療を早期に提供する個別化医療の実現を目指すベンチャー企業。同じ病名の患者には、同じ治療薬を原則提供する現行の治療に対して、個別化医療(オーダーメイド医療)では、患者一人ひとりのゲノム情報(遺伝子の集合体)に基づき、同じ病名であっても個々の患者に適した治療薬をそれぞれ提供できる。これにより、患者は自分に最適な治療を早期に受けられることが同社の目標だ。

現在は、がん患者のゲノム情報を活用した「がん個別化医療」の臨床実用化に注目し、個別化治療薬として「個別化抗原提示細胞ワクチン(PAPCワクチン)」と「腫瘍溶解性コクサッキーウイルス(CBOV)」の2品目を開発している。

個別化医療は個人に最適な治療ができるアプローチとして期待されているが、実現には患者一人ひとりに対応し得る数の治療薬が必要で、治療薬は医薬品のため選択肢に限界があった。近年の再生医療技術の進歩によって細胞を主成分とした細胞製剤や遺伝子・ウイルスを主成分とした遺伝子治療薬といった新しいカテゴリーの治療薬が登場しており、同社は今後、より多くの治療選択肢を患者に提供することが可能になると考え、研究開発に取り組んでいる。

PAPCワクチンの製法開発は終了し、現在は治験に向けたデータ収集と規制当局との面談を実施中という。CBOVは、ウイルス製造と品質管理に係る基盤技術を確立しており、今後はウイルス製造の製法開発と動物での安全性データの取得を目指す。将来は個別化医療の実現によって、従来の治療法では治療困難な病気に対し、再生医療技術を用いた新たな治療の選択肢を提供することで社会に貢献したいとしている。

投資は1口10万円 (100株)、1人5口まで。特定投資家口座からは100万円~ 1千万円コースがある。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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