立体音響技術「8Way Reflection」でコロナ時代のサウンド業界をけん引。next Sound社がファンディーノで資金調達

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この立体音響技術が「音」の未来を変える!“その場のような臨場感”をどんなヘッドホンでも創り出せる3Dサウンドテクノロジー「8Way Reflection」

普通のイヤホンやヘッドホンで3D空間を再生できる立体音響技術「8Way Reflection」を開発したベンチャー企業next Sound株式会社は、株式会社日本クラウドキャピタルの株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で投資申し込みの受付を6月19日開始する。目標募集額630万円、上限応募額2500万円で、投資は10万円10株、30万円30株、50万円50株の3コース。受付は6月21日まで。成約するとエンジェル税制の優遇措置Aが適用される。設立5年未満の企業への投資が対象で、投資額から2000円を引いた金額をその年の総所得金額から控除できる。

8Way Reflectionは特別な再生機を必要とせず、手持ちのヘッドホンなどで立体音響を体験できる独自技術。社長の飛澤正人氏は1980年代からミキサーとして活躍、これまで2,000万枚以上のレコードセールスに貢献してきた。30年以上のノウハウから開発された技術が8Way Reflectionで、事業化にあたって「立体音響を生成する方法」というタイトルで特許(特許番号第6862021号)を取得している。

立体音響を生成する方法」というタイトルで特許(特許番号第6862021号)を取得

仕組みは、発信された生の「音源」にごく短い遅延(ディレイ:1/1000秒~15/1000秒程度の遅延)を付加することで、音に“位相変化”を起こさせる。その遅延は壁や床などのごく近距離の反射をイメージしており、音源に対して前後左右の4方向、さらに上下層に分けた計8つの方向に合計16本のディレイ音が再生される。それらの初期反射を原音と音響合成することで3D空間を表現。リスナーは普段通りヘッドホンで音を聴いた時でも音源が「頭の外側で鳴っている」ような感覚を体感できる。

初期反射を原音と音響合成することで、3D空間を表現

同社では、この技術で音楽制作会社やアーティストと協業、ライブ会場の臨場感そのままの音源をリスナーに配信していく。エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社との協業で、認知度向上と業界での3Dサウンドの標準化を目下の目標とする。さらに、ゲームサウンドや企業CMなど音の3D化と相性の良い業界や通常の音楽作品への販路拡大、テレビやラジオ、ライブ配信プラットフォームなどへのライセンス販売により、事業の収益化と多角化を目指す。2026年にバイアウトを計画し、売上高は約5億円を想定している。

。エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社との協業で、認知度向上と業界での3Dサウンドの標準化を目標に据える

ファンディーノでの資金調達には、コロナ禍の音楽/エンターテインメント業界を技術で支援したいという思いがある。「コロナの影響で配信ライブに移行せざるを得ない状況が続き、アーティストも疲弊し消耗していく。その場しのぎの配信は“リアルライブの劣化版”でしかなく、何か手を打たなければこの先さらに雇用も失われていくだろう。8Way Reflectionはwith/afterコロナ時代に求められている革新的なテクノロジー。新たなコンテンツとして大きく成長できる可能性を秘めている」と、自信と意欲を込める。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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