社会的インパクト投資に特化した「ネクストシフトファンド」を運営するネクストシフト株式会社は12月6日、今年11月までの出資総額が1億円を突破したと発表した。
同社はインパクト投資を通じて、「想いあるお金がめぐる世界へのシフト」をミッションとして掲げる。これまでカンボジアとジョージア、モンゴルの健全な財務基盤と強い社会的ミッションを持つ複数のマイクロファイナンス機関などへの融資を実施してきた。11月30日時点で投資家様からの出資総額が1億226万円となった。
2019年10月、11月の2ヶ月で会員登録数が増加したことにより、出資額が3,000万円を超えており、今後も伸長していく見込み。1億円突破を“節目”として、同社は「2018年3月よりサービスをスタートし、少しずつだが、着実に会員登録数は増加している。20年も国内で高まるSDGsの機運により、投資家にとってもさらにインパクト投資が注目され、会員登録数が増加することが期待される」と今後に期待を寄せる。「一歩一歩ではあるが、今後もインパクト投資を通じて、社会問題解決への貢献と投資家様への経済的リターンの実現を目指し、社員一同、着実に誠心誠意、業務に取組んでいく」としている。
投資家から資金を募り、貧困・環境・地方創生などの社会課題の解決に投資。投資家にも経済的リターンを与えるインパクト投資。同社は鳥取県に本社を置き、ネクストシフトファンドでは内外のネットワークを活かし、独自の投融資案件を発掘しながら、通常の投資のように高い利回りも追及している。特に、途上国のマイクロファイナンス機関へ融資する投資スキームを構築し、途上国の貧困層や農家、中小企業の発展を支えるファンドを組成している。11月にはサービスを開始以降、最速で募集ファンドが満額(募集額800万円)成立。投資の選択肢としてインパクト投資が定着しつつあることを印象付けた。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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