融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サイト「LENDEX」を運営する株式会社LENDEXは、6月28日時点での運用状況を公開した。融資額13,242,320,000円、投資家登録完了数14,287件、2021年6月の新規21件ファンドは全て成立、17件の案件が無事に終了して投資家へ返還したと発表。また、これと併せてFIRE実現を目指す人向けにソーシャルレンディングのメリットを紹介している。
経済的に自立し、早期リタイアを実現する「FIRE」(Financial Independence, Retire Early)。早期に勤め人人生を切り上げて資産運用などで生活費を得るスタイルで、かつての脱サラ・起業と異なり多額の貯金や資金を必要としないことから、若年層の関心が高い。トレンドを背景に、FIREを冠した金融商品も現れている。
同社は、「FIRE実現のためには?」とストレートに提起し、「4%ルール」という指標を挙げる。生活費を投資元金の4%以下に抑えることで、資産を30年以上取り崩すことなく生活できるという理論だ。年間生活費の25倍の貯金ができれば、FIREへと移行することができると考えられている。「しかし、このルールはあくまで年利4%の運用益を見越した計算となるため、確実ではない」と同社。FIRE実現のために抑えるべきポイントは生活費を抑えること、そして資産運用の開始の2つだと説く。
年間の生活費を抑えることができればFIRE実現の可能性は高まり、時期も早まる。毎日の固定費や変動費を節約、さらに物価の安い地域への移住なども、生活費を抑える一つの手段となり得る。ただし、生活費を抑えるだけでは限界があるため、資産運用を開始する必要がある。4%ルールでも投資をしていなければ達成できないことから「FIREの実現に向け資産運用をすることは必須」と同社は主張。「早い内から投資経験を積み、投資感覚を磨けるだけでなく、毎月2万円の積立だけでも利益を得ることができる。通常の投資とは異なり、小口投資家の資金を集め大口資金に代えるため、より多くの収益が見込める」と提唱する。
LENDEXの投資案件は年間期待利回り6~10%(税引前)で、ソーシャルレンディング業界の平均的な水準である5~6%を上回る利回りが特徴。2万円という少額からの投資が可能で、口座開設や出金手数料が無料。投資家の負担を軽減している。毎月口座に分配金を入金することで、高利回りの確保も可能。eKYC技術を用いた「ネクスウェイ本人確認サービス」により最短1日で投資家口座開設可能と、スタートしやすい条件をそろえている。
大半の案件には不動産担保を設定。また、第三者機関の査定付き、3~12ヶ月という短期・中期の運用案件中心(最長は84ヶ月)です。運用期間を短期・中期中心にすることで、市況変動リスクに対応している。
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【関連ページ】レンデックス(LENDEX)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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